機械：
三菱日立製鉄機械、プライメタルズテクノロジーズＨＤに社名変更
北川鉄工所、リョービ設備投資、サタケは自動精米プラント

　三菱重工業のグループ会社三菱日立製鉄機械は、共同出資する独シーメンスの株式を取得しプライメタルズテクノロジーズを完全子会社化した。２０２０年11月に社名をプライメタルズテクノロジーズホールディングスに変更した。呉市などに拠点がある三菱日立パワーシステムズは完全子会社化に伴い三菱パワーに社名変更。21年10月には三菱重工に統合する。日本製鋼所広島製作所は21年に、樹脂加工機メンテナンスなどを行う第８組立工場と、生産・設計部署、社員食堂などが入る第二事務棟が完成した。
　北川鉄工所はビル建設用などのクレーン事業を世羅町の甲山工場に集約し工場を建て替え。本社エリアに工作機器工場新設などを計画。リョービはダイカスト事業で、中国・常州、タイ工場を増設し、米国工場も設備増強。三次市のリョービミラサカ、英国拠点でも次世代車部品向けに設備投資。御調工場に住建機器の自動組立ラインなどを設けた。サタケは本社に自動精米プラントを新設した。工具のコンセックなどの上場企業や、工作機のトーヨーエイテックなど国内ナンバーワン・トップクラス、オンリーワン企業も多い。