アルミダイカストで
自動車を軽クスル

リョービ株式会社

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環境負荷や働き方も軽クスル

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 リョービは、1943年にダイカストメーカーとして府中市で創業。「セカイヲ軽クスルカンパニー」として、自動車の軽量化や環境負荷の軽減、働き方まで、社会のさまざまな負荷を「軽クスル」ことに挑戦している。完成商品事業として、建築用品や印刷機器事業なども手掛ける。

世界の自動車メーカーに供給 アルミダイカスト

 主力のダイカスト事業では、軽量で耐久性に富み、リサイクル性に優れたアルミダイカストを手掛ける。ダイカストとは溶かしたアルミ合金など非鉄金属を精密な金型に高速、高圧で充填して成形する技術や製品のこと。同社は独自の一貫生産体制で、世界トップクラスの実力を誇る。国内10カ所、海外6カ所に生産拠点を構え、主要な自動車メーカーにボディ・シャシー部品や電動車部品などのダイカスト製品を供給。
 脱炭素を背景に電動化が進む自動車産業では、軽量化やコスト削減が課題となっており、ものづくりでは大型の車体部品などを一体成形する「ギガキャスト」に注目が集まる。同社は2025年3月に静岡県の菊川工場内に新設した大型製品試作工場を稼働。ダイカスト専業メーカーとしては日本初となる型締力6500㌧の超大型ダイカストマシンを導入。アルミダイカストをはじめ、社会に求められる素形材を提供していく。

住空間の快適さを追求 ドアクローザ

 建築用品事業では、国内シェア6割以上のドアクローザなど建築金物を提供。バリアフリー化が進む社会や暮らしの中で、ドアの安全、快適な利用に貢献している。中でも電動式ドア開閉装置「RUCAD(ラクアド)」は、外部の施設管理システムとの連携によって、オフィスビルなどでロボットが開き戸を自由に通過できる仕組みの実証に成功。警備や清掃サービスなど、施設管理業務の分野で自動化・省人化を推進する。

印刷会社の環境対応 スマートファクトリー化を支援

 印刷機器事業では、リョービMHIグラフィックテクノロジー(株)がオフセット枚葉印刷機の分野でRMGTブランドを展開。大型から小型までの多彩なラインアップと先進的な自動化機構で、印刷現場の生産性向上に貢献。
 近年、サプライチェーン全体でのCO2排出量削減が課題となる中、印刷業界でも対応が急務となっている。同社では印刷機の稼働に伴う電力量やCO2排出量を作業単位で可視化・集計できるソフト「Power Data Logger」を開発。印刷会社のスマートファクトリー化支援を強化している。

環境負荷や働き方も軽クスル

 何度も生まれ変わるアルミ再生合金でダイカストを量産し、循環型社会に貢献。環境負荷を軽くする同社は、働き方も軽くしている。2026年3月に広島県が推進する「共家事・共育て」プロジェクトにおいて、「TEAM共家事&共育て」企業として認定を受けた。育児中の社員が安心して働ける環境を整備している。環境での取り組みでは、ダイカスト製造拠点である広島東工場と静岡工場において、自家消費型太陽光発電設備の導入を決定。27年までに設置完了を予定している。



会社概要

リョービ株式会社
本  社:府中市目崎町762
設  立:1943年12月16日
資 本 金:184億7200万円
売 上 高:3091億1100万円(2025年12月期)
従業員数:7462人(連結 2026年3月31日)
事業内容:ダイカスト製品、建築用品、印刷機器の製造販売
T E L:0847-41-1111
U R L:https://www.ryobi-group.co.jp/
※2026年9月当時の情報です。