特殊印刷機のトップメーカー
飽くなき挑戦続け世界ナンバーワンへ

富士機械工業株式会社

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 1951年創業の特殊印刷機のトップメーカー。食品包装用プラスチックフィルムや家具、家電製品の木目印刷などの「グラビア印刷機」、缶詰や飲料缶などに印刷する「金属印刷機」、フィルムやアルミ箔など異素材を貼り合わせる「ドライラミネーター」、さまざまな材料の表面に薬品や塗料などを均一に塗る「コーター」の4事業を展開。国内ほか世界40カ国に納入している。高品質・高耐久性を強みに、国内、世界共にナンバーワンを目指す。
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技術力を武器に事業展開

 グラビア印刷機は、フィルム・建材・薄紙用途、小ロット対応など多岐にわたり、国内シェアはトップを誇る。金属印刷機は、1969年に製造、販売を開始。国内では同社だけが開発技術をもつオンリーワン事業だ。近年は新興国を中心に引き合いが増え、世界シェアでもトップクラスに成長している。ドライラミネーターは材料のロスの低減、高稼働率を実現。コーターはリチウムイオン電池の需要拡大に伴い、中国メーカーからの受注が増えている。

注目集める塗工装置「MCD」

 国内外で注目を集める、機能性材料塗工装置「MCD(マイクロ・チェンバー・ドクター)」の導入実績、売り上げが共に伸びている。同装置は液晶テレビやスマートフォン、リチウムイオン電池の製造に必要な材料を塗工する機械で、0・15ミクロンという世界有数の薄塗りが可能。生産性は従来機の4倍になり、品質の安定性や作業の安全性も改善した革新的な製品だ。2011年の製品化まで約20年を要したという。改良に改良を重ねるなど、たゆまぬ努力を続ける同社の姿勢を現した製品と言える。18年1月、同装置は経済産業省主催の「第7回ものづくり日本大賞」で「特別賞」を受けた。

新社屋を完成し、業務効率化

 17年11月、実質的な本社機能を置く八本松製作所(東広島市)に6階建て延べ約4100平方㍍の新社屋を完成した。これまで敷地内のそれぞれの事務所に分かれていた本社機能、設計、生産管理、営業、関連会社の計100人を集約。利便性の向上、社内コミュニケーションの活性化により業務効率化を進める。6階には、周囲の風景を展望しながら休憩できる約160平方㍍のリフレッシュルームを新設した。昼休みには弁当を持ち寄り、歓談する社員でにぎわうという。福利厚生を充実させることで、社員満足度の向上や今後の採用活動に役立てる。

本社そばに物流倉庫を新設

 19年2月、本社から南東にあるマツダ社宅跡地(同市八本松飯田2―18 ―1)に、約4億円をかけて物流倉庫を新設した。敷地約1万6500平方㍍に、平屋建て延べ約3000平方㍍。県内各所に点在していた倉庫を集約し、物流機能の効率化を目指した投資で、移動式ラックを設置するほか、敷地内に従業員専用の平面駐車場を200台分設けた。

技術・製品開発へ飽くなき挑戦

 19年2月、府中事業所(安芸郡府中町)に開発部を拡張・移転した。技術や製品の改良、研究にさらに力を注ぐ方針。今後も時代に求められる製品を生み出すために、常に将来を見据えた挑戦を続け、世界でナンバーワンを目指す。

会社概要

富士機械工業株式会社
本 社:東広島市八本松飯田2-7-1
設 立:1951年7月
資本金:4億5000万円
売上高:141億9093万円(2018年8月期)
従業員数:232人(2018年8月期)
事業内容: グラビア印刷機、ラミネーター、コーター、金属印刷機
など産業用機械の開発・設計・製造・販売
T E L:082-428-2450
U R L:https://www.fujikikai.co.jp/

※2019年8月当時の情報です。