“創る人”と“使う人”をつなぐ技術者集団
グループ総力でDDXサービスを本格始動

大興グループ

 機械設計で創業し、自動車関連をはじめとする製造業向けトータルエンジニアリングサービスをグループ11社(海外1)で展開。マニュアル制作・技術翻訳、人材サービス・IT分野へと業容を広げ、技術革新が進むものづくりの現場にグループ各社の〝得意技と併せ技〟で最適なソリューションを提供する。2020年からはグループ会社の専門技術をプラットフォームで一元化した「DDXサービス」を本格化。40年以上の業歴と業容を強みに、ものづくりのワンストップ支援を加速する。

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変革や新たな価値創出へ

 グループ各社は例えば設計、解析、マニュアル、翻訳の発注元ごとにばらばらに受注しているが、これらをパッケージ化したのが製造業向け業務支援のDDX(ダイコー デジタル トランスフォーメーション)サービスだ。CAD設計データを起点にデジタル化した膨大なデータをベースに開発・設計、購買・生産、販売・サービス、顧客対応の各部門で役立つ支援内容を組み合わせトータルで業務効率化を図る。エンジニアリング分野のデータ・コンテンツ制作~加工~保管~管理~運用~配信などを一元化。CADデータ軽量化と技術情報の標準化で後工程での活用が容易になり、部品表や生産設備シミュレーション、組立やサービスなどのマニュアル、各種研修資料が制作できる。各マニュアルは映像・音声も盛り込み、AR・VR・AI機能の活用やクラウド化により最新内容を維持し、世界中で活用が可能に。むろん、エンジニアの働き方改革も後押しする。濱本社長は、「企業のあり方や仕組みも変えていくような、ものづくりの現場に変革や新たな価値をもたらしたい」と開発の狙いを語る。

「困っている」に着眼

 グループ持ち株会社の大興は、技術者集団として自動車関連を主力に産業機械やIT、医療機器向けなど顧客の海外展開に合わせて業績を拡大してきた。DDXは海外展開を目論む中小製造業向けに推進する。
 100%子会社は自動車設計・機械設計・CAE解析のダイコーテクノ、マニュアル制作では中国地区オンリーワンのダイテック、技術翻訳や知財サポートのアビリティ・インタービジネス・ソリューションズ、人材サービスのプレコ、ITインフラ構築運営のダイコーIWSなど。スバルが必要としていた電子情報の言語を駆使できる技術が縁で、共同出資により2005年設立した傘下のスバル・インテリジェント・サービスは、マニュアルのドキュメント制作・翻訳を担う。創業者、濵本義則会長は、ものづくり現場から求められる「困っている」を解決しようと業容を広げてきた。濵本社長はこの精神を引き継ぎ、実際にやってみる。トライ&エラーを繰り返す―を事業の推進力に位置付けている。

人間力×専門性×技術力

 人の成長によって企業が成長するという企業理念を掲げる。資格奨励制度や自己啓発研修などモチベーションを高めながらスキルアップできる人材育成に注力。社員が自信と誇りを持って働ける環境だ。謙虚な姿勢を重んじる一方、積極性と意欲のある人間力と追求し続ける専門性で技術力を磨き、プロフェッショナルな技術者集団として〝創る人〟と〝使う人〟をつないでいく。

会社概要

大興グループ
本  社:広島市中区宝町4-28
設  立:1984年4月
資本金:8275万円
売 上 高:105億円(2019年6月期)
従業員数:約900人
事業内容:子会社8社を含むグループ11社で機械設計、解析、システム開発、
      翻訳・通訳、知的財産管理支援、ドキュメント制作、派遣ほか
T E L:082-241-7088
U R L:http://www.daikonet.co.jp

※2020年8月当時の情報です。