SDGsに貢献できる
環境に配慮したダイヤモンド
建設工具を世界に展開
株式会社コンセック
100年企業へ向け、経営基盤の強化へ
建設向けダイヤモンド工具大手。コンクリート構造物を無振動低騒音で切断穿孔する独自技術を持ち、コアドリルやワイヤーソーなどの自社ブランド「Hakken」を開発販売する。現在、国内と海外18カ国に製品を販売し、多くの土木、建設現場に導入されている。このほか、「特殊工事」、建設資材卸売などの「建設・生活」、自動制御盤、配電盤などの「工場設備」4事業をグループ9社で展開。支店、営業所は国内計30カ所、海外現地法人は中国、台湾、工場は国内に広島市と呉市の2カ所、海外は中国に2カ所を設置。
大型電動式「サーボモータワイヤーソー」発売
製品は販売、施工、開発・生産の3部門一体となり現場の意見を反映し開発。優れた切れ味と耐久性、安全で使いやすく環境に優しく工事の効率化や確実な完工につながる機材、施工ノウハウを生み出してきた。
2026年9月、高出力20㌔㍗サーボモータを搭載したワイヤーソー「DSME―200A」の後継モデルを発売する。23年の発売以降に寄せられた利用者や施工現場の声を反映し、作業効率と操作性を高めた。サーボモータと減速機の一体化によって大幅な軽量化を実現したほか、冷却・防水性能も向上。液晶ディスプレー付きリモートコントローラーを採用し、負荷電流値やワイヤースピードを確認できるようにした。さらに、切断完了時やワイヤー破断を検知すると自動停止する機能を新たに備え、作業者の負担軽減と安全性向上を図る。
25年4月、ドイツで開催された世界最大規模の建設機械資材製造機械等の見本市「bauma2025」に出展した。baumaは1954年の初回以来、長い歴史があり、世界57カ国から3601社が出展。190カ国60万人以上が来場した。
主力製品のコアドリル・ウォールカッター・ワイヤーソー等のダイヤモンド切削機械工具等の製品やサービスを世界各国から集まった販売店・ユーザーへ紹介・提案し、多数の顧客や来場者からの注目を集めた。自社製品以外でも機器など幅広く扱い、工事現場の細かなニーズに対応する。福島第一原発の廃炉向けに、原発関連企業とコアドリルなどの共同開発を進める。
100年企業に向けて
25年5月、29年度までの中期経営計画を策定した。高度成長期に整備された公共施設や高速道路・橋梁などが老朽化する中、インフラ整備の需要は拡大傾向にある。これを成長機会と位置付け、経営基盤の強化を図る。福田多喜二社長は、「顧客の開拓と既存顧客の深堀りの二つを柱に、〝顧客創造〟に重点的に取り組みます。そのための鍵は人材の育成。建築士や施工管理技士などの有資格者を増やすために取得費用を負担するほか、資格手当などを設けて取得を奨励しています」
建設業界への就業者数は減少傾向にある。同社は耐震補強や特殊工法による解体、リニューアルなど多彩な仕事に携われる魅力をPRし、人材の安定確保を狙う。明朗快活な社員が多く、社内は明るい雰囲気。新卒や第2新卒などに加え、業務拡充のため業界経験者の採用も計画。
「何事にも積極的に挑戦するバイタリティーに溢れた人を求めています」
会社概要
株式会社コンセック
本 社:広島市西区商工センター4-6-8
設 立:1967年11月
資 本 金:40億9000万円
売 上 高:98億8998万円(2026年3月期連結)
従業員数:324人(2026年3月期グループ計)
事業内容:切削機具、特殊工事、建設・生活関連機器、自動制御盤、配電盤などの製造販売
T E L:082-277-5451
U R L:https://www.consec.co.jp/
※2026年9月当時の情報です。




