〝業務改善〟で企業経営を支援
システムから業務代行まで一貫
株式会社経営管理センター
若手に裁量渡し、挑戦を後押し
3事業で業務改善を支援
特定のメーカーや系列に属さない独立系のシステム開発企業。「業務効率化業」を掲げ、中小企業の経営を後方支援する。システムインテグレーション(SI)、バックオフィス業務代行、コンタクトセンター運営の3事業が柱で、これらを一貫して提供できるのが強みだ。バックオフィス代行では地域有数の規模を誇る。
SI事業では受託開発に加え、RPAなどの既製ソフト導入やIT人材派遣など、顧客課題に応じて提案する。アプリ・ウェブ開発に強みを持つグループ会社の78ITとも連携し、生成AIやローコードツールなど新技術の活用にも取り組む。
バックオフィス業務代行に注力
人手不足で業務の外注化が加速する中、自社センターを活用したテレアポやヘルプデスク、事務代行のニーズが急増している。2023年には子会社「バックオフィスセンター」を設立。より専門性を高め、顧客の「かゆいところに手が届く」細やかなサービスの実現を目指している。
採用・育成制度を整える
顧客に寄り添い、経営課題の抽出から解決策の提案まで担えるITコンサルタントの育成に力を入れる。プログラミングなどの技術力だけでなく、気遣いや行動力といった人間力を重視し、文系を含め多様な人材を採用。若手社員を指導役に据えた新人研修や資格取得奨励制度を通じて、成長を後押しする。23年には人事制度を刷新し、成果や能力を報酬に反映する仕組みに改めた。
25年10月からは、奨学金返還をサポートする制度を開始。月最大1万円を20年間助成する。安心して働き、成長できる環境を整えている。
若手に権限を委譲
「エンパワーメント」を推進し、現場に裁量を与えることで意思決定のスピードと社員の自律性を高めている。
25年には広島と東京の拠点を横断する組織体制を構築。業務を助け合うほか、地方にいながら首都圏の大型案件や要件定義といった上流工程に携わることができる。26年に大阪、27年には沼津へ広げる予定。
部門や役職を超えた交流を促そうと、業務時間内のお茶会、各拠点をオンラインでつなぐゲーム大会、釣り、バーベキューなどのレクリエーション、会社公認のクラブ活動が活発に行われている。若手発案のイベントも多く、会社の補助制度が活用されている。
こうした取り組みを通じて、日頃から悩みを相談しやすい雰囲気があり、過去3年の新卒離職者は24人中わずか1人だ。庄田耕平社長は「『楽しく、豊かで、成長すること』を重視する企業文化をつくりたい」と話す。
常に挑戦を続ける
1963年に企業診断・経営者教育の会社として創業。コンピュータ普及を見越していち早くIT事業へ参入するなど、時代の変化を先読みしながら事業を広げてきた。
今後の成長を見据え、27年9月には中区基町の高層ビル「カミハチクロス」に本社の一部を移転予定。「出社したくなる環境」をテーマに、若手中心のチームがレイアウトを検討中だ。庄田社長は「社是の『常に改善、常に前進』の通り、現状に満足することなく一歩でも前へ進み続ける。社員、顧客企業、仕入先、パートナー企業など、当社に関わる全ての人と一緒に幸せになりたい」と意気込む。
会社概要
株式会社経営管理センター
本 社:広島市中区八丁堀15-10
設 立:1967年7月(創業1963年11月)
資 本 金:7000万円
売 上 高:29億円(2026年3月期)
従業員数:390人
事業内容:業務改善支援、情報システム、アウトソーシング、複合サービス
T E L:082-502-3223
U R L:https://www.bmc-it.com/
※2026年9月当時の情報です。





