情報通信のインフラ企業
先端技術生かしDXを支援

株式会社エネコム

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社員が会社の将来を考えるプロジェクト推進

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 2022年から「あなたの『いつものつなぐ』を創る。」をブランドメッセージに掲げ、情報通信分野で人が自由につながれる快適なコミュニケーションづくりを支える。創立20周年の23年7月、社名をエネコムに変更した。事業内容は「通信事業」と「情報事業」を柱に、総合的なICTソリューションを提供。自治体や金融、放送、医療機関など幅広い業種に通信ネットワークサービスを提供する数少ない企業の一つで、情報通信のインフラ企業として中国地方の社会基盤を支える。
 通信事業は、法人向けブランド「EneWings」で通信回線、クラウド、データセンター、セキュリティー対策などのサービスを提供する。中国電力ネットワークの送電線設備の一部に光ファイバーを通し、多くの通信局舎を発変電所の隣接地に置くことで、自然災害に強く、障害時も速やかに復旧できる体制、信頼性の高いネットワークに強みがある。近年はDX(デジタルトランスフォーメーション)で、顧客の競争力を高めるコンサルティングにも注力。個人向けは「メガ・エッグ」ブランドで、快適・安心で豊富なオプションをそろえたインターネット回線を提供する。
 情報事業(システムインテグレーション)では、中国電力グループのシステム開発や運用保守などを一貫して手掛ける。高い技術力と最新技術を生かすシステム開発が強み。近年はスマートフォンやインターネットを使い、停電情報をどこからでも確認できるサービスを開発するなど、安心して電気を使えるようにITの側面からバックアップしている。

メガクラウド接続サービスやメタバース、ドローン事業も

 23年4月からは米IT大手4社のメガクラウドと接続できる「EneWingsダイレクトエクスチェンジサービス」を開始。クラウドの利用において、セキュリティーや通信の安定性は大きな課題だが、同サービスはネットを介さず専用回線を使うことで、より安全な閉域接続サービスを広島地区の事業者で初めて実現した。AI技術なども活用した最先端の製品を採用し、顧客ニーズに最適なセキュリティーを提案する。
 23年2月にはオンライン上に3次元の展示場を設ける「メタバース展示会メーカー」の提供を開始。eラーニングでドローン操縦技能の国家資格取得を支援する「EneLearn Drone Meister」も始めた。先端技術を活用し、顧客のビジネスの変革をサポートする。

会社の未来を考えるプロジェクトを推進

 22年度に、有志で会社の未来を考えるプロジェクト「未来創造会議」を実施。会社の現状とあるべき姿のギャップを真剣に議論し、経営層に向けて「エネコムの未来にむけたアクションプラン」を提言した。社員投票と経営層の評価を踏まえ、実現可能なアクションプランから順次、実行に移している。例えば、社内のコミュニケーションを活性化させるツールの導入や、仕事の合間にリフレッシュでき、社内外の交流を促すカフェ付きのオープンスペースの設置(試行中)、自由度の高い私服化など、働きがいにつながる施策を優先的に実現。また従来から福利厚生や人材育成にも力を入れ、変化する働き方にも柔軟に対応している。



会社概要

株式会社エネコム
本  社:広島市中区大手町2-11-10
設  立:1985年4月
資 本 金:60億円
売 上 高:457億円(2023年3月期)
従業員数:1030人(2023年4月1日時点)
事業内容:法人向けソリューションサービス(EneWings)、DX(AI/RPA/loT)ソリューションサービス、個人向けインターネット接続サービス(MEGA EGG)、システムインテグレーションサービス
T E L:082-247-8511
U R L:https://www.enecom.co.jp/
※2023年9月当時の情報です。