新たなアイデア生み出し続ける開発者集団を目指す
2019年4月に創立20周年

株式会社ネクストビジョン

 IT技術を使った経営・業務改善を手掛ける。顧客が抱える問題に対し共に知恵を絞り、合理的で効果的な運営や解決方法を提案するシステムインテグレーション(SI)を得意とする。1999年、中区河原町で創業。2000年が間近に迫る中、インターネット技術を使って企業を支える会社が必要になると考え、有馬猛夫社長が興した。同様の事業を手掛ける会社は当時なく、当初ウェブを使った業務支援システムを採用する企業はほとんど現れなかったという。同社は先陣を切り、無償セミナーでウェブを用いた情報技術活用法を紹介。程なく同様のシステムが世間の注目を集め始めると、提案が受け入れられるようになったという。この経験は現在でも同社の社風に生かされている。有馬社長は、
「本当に価値のある、ほかにはない新しい物を提案し、諦めずにやり続けることが重要。言われたものをつくる作業者ではなく、新たなアイデアを生み出し続ける開発者集団でありたい」
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量質転化の法則

 価値ある提案をするため、「大勢でアイデアを出し合う」、「他にはない新しいものであるかを確かめる」の2点を決まりに挙げている。量質転化の法則があるように、多くのアイデアの種を出し、複数人の価値観を通すことで独りよがりにならない提案に高めている。
 2013年、iPadを使ったペーパーレス現場帳票ソリューション「ConMas i―Reporter」の販売を開始。使い慣れた紙帳票のフォーマットをiPadに表示させ、現場でデータを入力することで、会社に戻ってのパソコン入力作業が不要になる。機器の点検調査のほか、工場などの生産日報や品質チェック業務などでの引き合いも増加傾向。選択式や手書き入力、数値の自動計算など30種類以上の入力方法でミスを減らせる。データを一元管理し、現場から離れた情報共有や、集積データの経営戦略活用にもつなげられる。近年は中小零細企業でも導入できるRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)にも注力。特に個々の業務量としては多くはないが、大量の種類がある業務を対象に自動化をするロングテール部分の提案に力を入れている。

働くことで健康に

 2017年から3年連続で健康経営優良法人(中小規模法人部門)に 認定され、2019年4月には創立20周年を迎えた。これを機に社員全員にスマートウォッチを支給し、歩数計などのアプリを健康管理に活用するなど、「仕事は楽しく」をモットーに〝働くことが健康につながる〟職場を目指している。上司と部下がフラットな関係で気軽に相談ができる雰囲気のほか、ユニークな社内制度を導入。優勝者に賞金10万円を贈るアイデアコンクールを毎年実施しており、商品化しヒットすればさらに100万円を贈呈。アプリ開発、新規ITビジネス研究、資格対策など、クラブ活動も活発だ。
 有馬社長は広島県情報産業協会の会長や全国組織の全国地域情報産業団体連合会の副会長を務めるなど、業界の発展にも力を入れる。
「効率化だけを求めるのではなく、人間らしさや人の持つ豊かさを引き出すようなシステムを提案したい。ITで社会や、企業の経営を支えながら、新しい常識をつくるイノベーションにチャレンジし続けます」

会社概要

株式会社ネクストビジョン
本 社: 広島市中区榎町2-15 榎町ビュロー6階
設 立: 1999年4月14日
資本金: 2200万円
売上高: 5億円(2018年12月期)
従業員数: 86人
事業内容:システム開発、クリエイティブ事業、
     ネットワークソリューション、IT研修事業
T E L:082-235-1576
U R L:https://www.nextvision.co.jp

※2019年8月当時の情報です。