新たなアイデア生み出し続ける 開発者集団を目指す

株式会社ネクストビジョン

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 IT技術を使った経営・業務改善を手掛ける。顧客が抱える問題に対し共に知恵を絞り、合理的で効果的な運営や解決方法を提案するシステムインテグレーション(SI)を得意とする。1999年、中区河原町で創業。2000年が間近に迫る中、インターネット技術を使って企業を支える会社が必要になると考え、有馬猛夫社長が興した。広島で同様の事業を手掛ける会社は当時なく、当初ウェブを使った業務支援システムを採用する企業はほとんど現れなかったという。同社は先陣を切り、無償セミナーでウェブを用いた情報技術活用法を紹介。程なく同様のシステムが世間の注目を集め始めると、提案が受け入れられるようになった。この経験は現在でも同社の社風に生かされている。有馬社長は「本当に価値のある、他にはない新しい物を提案し、諦めずにやり続けることが重要。言われたものをつくる作業者ではなく、新たなアイデアを生み出し続ける開発者集団でありたい」

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量質転化の法則 

 価値ある提案をするため、「大勢でアイデアを出し合う」、「他にはない新しいものであるかを確かめる」の2点を決まりに挙げている。量質転化の法則があるように、多くのアイデアの種を出し、複数人の価値観を通すことで独りよがりにならない提案に高めている。
 13年にiPadを使ったペーパーレス現場帳票ソリューション「ConMas i―Reporter」を販売開始。使い慣れた紙帳票のフォーマットをiPadに表示させ、現場でデータを入力することで、会社に戻ってのパソコン作業が不要になる。データを一元管理し、情報共有や経営戦略にも活用可能。機器の点検調査のほか、工場などの生産日報や品質チェック業務などで引き合いが増えている。個々の業務量としては多くはないが、大量の種類がある業務を対象に自動化するロングテール部分の提案に力を入れ、近年は中小零細企業でも導入できるRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)にも注力。20年にはこれらのサービスを組み合わせて各社に適した業務改善を後押しする〝半IoT〟コンサル業務「人的IoT生産効率化サービス」を本格化した。

働くことで健康に

 「仕事は楽しく」をモットーに〝働くことが健康につながる〟職場を目指している。健康リーダーを中心に従業員主導で取り組み、定期健診の有所見率は全国平均より10%低い47%を達成。17年から5年連続で健康経営優良法人に認定され、21年には特に優れた中小規模法人が対象の新制度「ブライト500」にも選ばれた。上司と部下がフラットな関係で気軽に相談ができる雰囲気のほか、優勝者に賞金10万円を贈るアイデアコンクールを毎年実施し、商品化しヒットすればさらに100万円を贈呈。アプリ開発、新規ITビジネス研究、資格対策などクラブ活動も活発だ。有馬社長は県情報産業協会会長や全国組織の全国地域情報産業団体連合会副会長、メイドインひろしまIoT協議会(MiHiA)理事を務め、業界の発展にも尽力する。
「効率化だけを求めるのではなく、人間らしさや人の持つ豊かさを引き出すようなシステムを提案したい。ITで社会や、企業の経営を支えながら、新しい常識をつくるイノベーションにチャレンジし続けます」

会社概要

株式会社ネクストビジョン
本  社:広島市中区榎町2-15 榎町ビュロー6階
設  立:1999年4月14日
資 本 金 2200万円
売 上 高:5億7200万円(2020年12月期)
従業員数:89人
事業内容:システム開発、クリエイティブ事業、ネットワークソリューション、IT研修事業
T E L:082-235-1576
U R L: https://www.nextvision.co.jp

※2021年8月当時の情報です。