大崎上島の高校生が
UIターンで働く人にインタビュー

島の仕事図鑑1-6

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21.デザイナーIターン

「便利=幸福」とは限らないから島は住みやすい
島の素敵なところをみんなに伝えたい

三浦さん
生活の島と、島の印象を語る三浦さんは、関東から移住先を探し、観光よりも生活感の溢れるところに魅力を感じてこの島へ辿り着いた。
仕事は島でも珍しいデザイナー。形の無いものから冊子、ポスター、ウェブなど、形のあるものに変えてメッセージを伝えていくことがこの仕事の楽しさと語り、お客さんと顔の見える身近な関係を楽しんでいる。
好きなことは写真や動画撮影。島の風景は飽きない魅力があり、大西港から見る夏の夕陽は隠れたオススメと教えてくれた。

22.保育士Uターン

島が好き、海が好き、釣りが好き
でも一番好きなのは子どもの笑顔!

森岡さん
橋のかかっていない離島は都会に比べると不便なのかもしれない。でもそれが気にならないくらいこの島の人は温かいと語る森岡さん。それに気づいたのは島を出てからだと言う。
学生の頃から子どもが好きで、学校の職場体験で保育士を経験したことがこの仕事に就くきっかけの一つ。島の好きな場所は夕陽が綺麗な長島のマリンパークおおさき。憧れだったこの仕事を、大好きな島でできる毎日。
子ども達の成長を喜び、島の未来を担う子どもを笑顔で見守る。

23.物流運送Uターン

人を思いやる気持ちが仕事の基本
U・Iターンしてきた人と仲良く楽しく

仲野さん
知り合いが「お客様」ということが多く、仕事を通じて仲良くなることが島では多い。だからこそ、頼りにされた時はやりがいを感じて頑張れると語る仲野さん。
島に帰って来て気が付いたことは、ストレスが少なく、コミュニケーションが増えたこと
。休日にお茶やお花を習い、自然を楽しむ時間も持てることはとても充実している証だと言う。目標は「女性が能力を生かして働ける場所をつくること」。住みやすく楽しめる環境づくりに取り組むことが楽しい。

24.鍼灸師Uターン

患者は子どもから99才のお年寄りまで
県内唯一の治療法に島外からも訪れる

中石さん
痛みを取り除いてくれた感動、その出会いが衝撃だった。
高校野球部時代、過度な練習による故障。痛みを抱えながらのプレーを支えてくれたのが鍼治療。同じように痛みで苦しむ人を治したい想いで鍼灸医学を学んだ。治療法を極めるために積極的に研修に参加。
そして2012年島で開院し、さらに広島市内にも開院。痛みを伴い不安な顔で来院する患者さんが笑顔になって帰る瞬間がこの仕事のやりがいだと語る中石院長。これからは地域医療に人生を捧げる。

島の仕事図鑑目次

【1】海洋土木/パン屋/理容師/電気屋【2】音楽/養殖/警察官/情報通信
【3】教育/工芸/整備士/農家・6次産業【4】映像/喫茶・洋菓子/ソーシャルデザイナー/漁師
【5】農業/介護福祉/海運/宿泊業【6】デザイナー/保育士/物流運送/鍼灸師
【7】何でも屋/造船/団体職員/公務員
【8】山田洋次監督「東京家族」の脚本を手掛けた 平松恵美子さんが語る島風景