大崎上島の高校生が
UIターンで働く人にインタビュー

島の仕事図鑑1-4

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13.映像Iターン

東京と島を行き来する映像ディレクター
橋がかかっていない島を映像で綴る

安田さん
時間の流れが違う。そう感じたのはこの島だった。移住先を探して瀬戸内海の島々を訪れ、最後にこの島に来た。
神戸で生まれ25才まで大阪で育ち、転職で東京へ。高校生時代の文化祭がきっかけで映像制作の仕事を選んだ。海外取材も多く、観光では行けない場所に行けることも、この仕事の魅力のひとつと安田さんは語る。
宇宙番組から音楽番組までの幅広い経験を活かし、受け入れてくれたこの島のために得意の映像と様々なアイテムで奮闘する。

14.喫茶・洋菓子Uターン

柔道整復師の資格を持つ洋菓子屋さん
まずはなんでもやってみる!

川島さん
喫茶・ケーキ担当の川島さん。お菓子づくりは試行錯誤。馴染みの常連さんから「おいしかったよ」「この味を待ってた」の一声がやりがいと語る。
地元の県立高校に通い、卒業後は柔道整復師を目指し進学。資格を取得して福祉関係に就職したが、父親の体調を気遣いUターン、家業を継いだ。
喫茶のカウンター越しに、持ち前の気さくな性格と笑顔で楽しい時間を提供している。みんなの憩いの場となっているこの店のおすすめはシュークリーム!

15.ソーシャルデザイナーUターン

田舎はチャンスがたくさん!
世の中は簡単には変えられないが、自分の出来る範囲からやる!

松本さん
コミュニティを大切にしながら、小さなことから地域の課題を解決していくことがやりがいと語る松本さん。
古民家のシェアハウスを準備しながら、人と人をつなぐことが出来る場づくりに力を入れている。生まれ育った山尻地区は空き家や耕作放棄地が多く、若者が少ない。だからこそ取り組みたいことがたくさんある。大好きなこの場所をきっかけに移住・定住者が島になじんでいってくれると嬉しいと語る。
今年からキウイフルーツ畑を引き継ぎ、有機栽培を始める。仕事は盛り沢山。

16.漁師Uターン

「土地柄は人柄で決まる」と島を語る漁師

中村兄弟
若手漁師を代表する中村兄弟。仕事のやりがいを訪ねると「全部!」と声をそろえる。
父親の漁師姿を見て育ち、一度は進学を機に島を出たがそれぞれUターンして、海と共に生きる仕事を満喫している。
二人は大の島好き。漁を通してお客さんのライフスタイルの一部になれるこの仕事に誇りを感じ、一人ひとりとの関係を大切にしている。休日は音楽やスケートボードを友達と楽しんだり、ぼろーんと堤防で一人の時間を過ごす。それが島の良さと語る。

島の仕事図鑑目次

【1】海洋土木/パン屋/理容師/電気屋【2】音楽/養殖/警察官/情報通信
【3】教育/工芸/整備士/農家・6次産業【4】映像/喫茶・洋菓子/ソーシャルデザイナー/漁師
【5】農業/介護福祉/海運/宿泊業【6】デザイナー/保育士/物流運送/鍼灸師
【7】何でも屋/造船/団体職員/公務員
【8】山田洋次監督「東京家族」の脚本を手掛けた 平松恵美子さんが語る島風景