大崎上島の高校生が
UIターンで働く人にインタビュー

島の仕事図鑑1-3

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9.教育Uターン

島と子どもが大好きな先生
休日はサッカー選手でありジュニアチームの監督!

高橋さん
島が好きで、島の子どもとその地域の人たちと関わりたい。だから、地元で働けることが一番と語る高橋さんは島の小学校教諭。
子どもたちは日々変化し、同じ反応は一度もないからこそ、教える子どもが「できた!わかった!」の瞬間がとてもやりがいと語る。
島の魅力は、自然、空気、景色、人、特に年配の方からは学ぶことが多いと言う。だからこそ、島に来たら、歩いて多くの人と触れ合いながら、その魅力を感じてもらいたいと語る。

10.工芸Iターン

料理の火は薪。薪拾いの散歩が日課!
島に来て、おじいちゃん、おばあちゃんがいっぺんに増えたんよ。

鈴江さん
海の近くに住みたい。自然豊かな中で自給自足の暮らしを実践できる移住先を探し出会ったのが大崎上島と語る鈴江さん。
雇われる仕事は卒業し、趣味で始めた革細工から手縫いの革カバンを制作・販売。自分で仕事の量や時間を決められることに満足して仕事をしている。お金に頼らない豊かな食生活を目指し野菜作りはもちろん、自分で作れるものはできるだけ作って、自給を目指す。
次の目標は電気の自給を画策中と笑顔で語る。その笑顔からは実現への力強さを感じる。

11.整備士Iターン

趣味の中に仕事がある
青年部活動に熱心な自動車整備士

藤原さん
趣味は?と聞くと即答で「仕事」と笑顔の藤原さん。島に帰ることを決めた時からこの道を選んだと言う。自動車やバイクの販売と整備が仕事。故障箇所を見ずとも予測できるのは経験から身に付いた。
船や水上バイクの整備があるのが島ならではの仕事。島での取り組みでは、商工会青年部の活動を楽しむ。祭りへの出店やイベントの運営、県外の交流にも積極的に参加している。
島暮らし10年。楽しみながら地域に貢献し、皆に頼りにされる存在になっている。

12.農家・6次産業Iターン

やりたいことを実現しやすいのが島
いつか、農業を「教えられる」ようになりたい

岩崎さん
京都から脱サラして大崎上島に念願の農家としてIターン。何もかも初めての手探りだけど自分の作ったものを食べて喜んでもらうことが何よりのやりがいと語る。
柑橘を中心に生産から加工まで、ジャム作りの他、イベント出店、ネット販売など6次産業化に取り組んでいる。
島の人はとても優しくやりたいことを応援してくれる人が多いことも居心地が良い理由だと言う。休日の楽しみは、能や吹奏楽、釣りなど。仕事も趣味も充実した暮らしを実践している。

島の仕事図鑑目次

【1】海洋土木/パン屋/理容師/電気屋【2】音楽/養殖/警察官/情報通信
【3】教育/工芸/整備士/農家・6次産業【4】映像/喫茶・洋菓子/ソーシャルデザイナー/漁師
【5】農業/介護福祉/海運/宿泊業【6】デザイナー/保育士/物流運送/鍼灸師
【7】何でも屋/造船/団体職員/公務員
【8】山田洋次監督「東京家族」の脚本を手掛けた 平松恵美子さんが語る島風景