大崎上島の高校生が
UIターンで働く人にインタビュー

島の仕事図鑑1-5

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17.農業Iターン

島で射止めた奥さんと国際結婚
アルバイトをきっかけに島で就職

脇田さん
特産品である島のしいたけを研究、究めていきたいと目標を語るのは、しいたけを育てる会社で働く脇田さん。
きっかけは、この島にある国立広島商船高等専門学校への進学だった。学生として島に関わり、この島は人が優しく、楽しくやれると感じたことで卒業後の就職先として選んだ。ちょっとした温度変化で大きく変化するしいたけを、適切に管理して収穫という成果に繋げていくことが、仕事のやりがいだと言う。
お客さんから感謝の手紙が届くことは楽しみの一つ。

18.介護福祉Uターン

島が好き。祖父母への恩返しを胸にUターン

堀さん
高齢者と関わることが大好きと語る堀さんは、小さなころから祖父母に可愛がられ、いつか自分にできることがあると思い福祉の道へ。
仕事のやりがいは利用者の生活に関わる支援を通じて笑顔を見ることが出来ること。人生の先輩たちはいろんなことを知っていて、教えてもらうことは多い。たわいのない会話の中で笑いあえるのは大好きな瞬間だ。
島ではあいさつは当たり前。散歩をする人、仕事に行く人みんなが声をかけあえる優しい雰囲気が心地よいと語る。

19.海運単身赴任

どんな仕事や場所でも工夫次第でどうにでもなる!

尼子さん
創業50周年の海運会社で働く尼子さん。
内航海運業界では、砂利、石材等の工事用資材を輸送するガット船を取り扱う量が日本一。北から南まで全国各地へ砕石や砕砂などの荷物を運んでいる。運んだ荷物はコンクリートや道路に変わり、今の日本の大地を支えている。
たくさんの船舶、船員、荷物や航路の日程調整をし、自分たちで荷物を運ぶ段取りをつけている。そんな仕事が、日本の産業と社会に貢献していることがやりがいだと言う。

20.宿泊業Uターン

盆踊りで太鼓を叩かせてくれた
島の温かさに触れてUターンを決める

早本さん
経理を務める早本さん。島のホテルで働くとても温かい雰囲気の持ち主。
就職のきっかけは、知り合いの紹介というのがまた島らしい。はじめての経理業務は慣れないこともあったが、書類やデータを整理していく中で、数字がキチンと合う瞬間が仕事の中でも一番気持ちが良いと語る。
散歩などをしながら眺める海の景色と、静かで落ち着ける時間がお気に入り。高校時代は陶芸部。休日は趣味の小物づくりなどを楽しみながら、ゆっくりと時間を過ごす。

島の仕事図鑑目次

【1】海洋土木/パン屋/理容師/電気屋【2】音楽/養殖/警察官/情報通信
【3】教育/工芸/整備士/農家・6次産業【4】映像/喫茶・洋菓子/ソーシャルデザイナー/漁師
【5】農業/介護福祉/海運/宿泊業【6】デザイナー/保育士/物流運送/鍼灸師
【7】何でも屋/造船/団体職員/公務員
【8】山田洋次監督「東京家族」の脚本を手掛けた 平松恵美子さんが語る島風景