高校生がインタビュー:
旅する仕事図鑑~とびしま海道編②

島の仕事図鑑7-2

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04.ゲストハウス番頭ゲストハウス醫(くすし) / 矢野 智之

大崎下島Iターン

「いらっしゃい!」醫で癒しを。

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築108年大正時代に病院として建てられた水色の洋館、約4年前に時を超えてゲストハウスに生まれ変わった。当時の病院の雰囲気を残しつつ、旅人の疲れを癒やす場となっている。
建物内には歴史あるものが残っており、その中には地元の方にもらった物も多くあるという。もともと、同じ呉市内で保育士をしていたが、御手洗地区で活動する合同会社よーそろ代表の方に誘われて大崎下島へ移住。客人が再び醫(くすし)に訪れたとき、喜びや、達成感が湧き上がってくることが仕事のやりがいだそう。
『いらっしゃい』『おかえりなさい』は矢野さんが必ず言う言葉。それは、旅をした時自分が言われて嬉しかった言葉だから。「ぜひ一度お越しください!」

05.オーガニック農家一般社団法人まめな / 梶岡 秀

大崎下島Uターン

元気な暮らしを次の世代のために。

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十年前に久比(くび)に戻ってきた梶岡さんは、オーガニック農家として農業に従事しながら、「一般社団法人まめな」で活動している。
「まめな」は「元気な」を意味する久比の方言。活動は、『くらしを、自分たちの手に取り戻す。』をスローガンに持続可能な社会の実現を目指している。訪れた人がやりたいことに挑戦出来る場にしたいと試行錯誤を続けている。島のためにできることを考え、地域外と地域内を繋ぐ役割として、梶岡さんは仲間たちと取り組んでいる。
人々の営みや豊かな自然などの魅力が詰まった久比。これからの未来につながる活動に興味がある人は一度足を運んでみてはどうだろうか。きっと少し先の未来に触れて、新しい自分に出会えるはずだ。

06.カフェ店主しまcafe きたたに / 北谷 京子

豊島Iターン

豊島から生まれる人と人をつなぐ憩いの場。

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もともとしまcafeきたたには、地域の人の憩いの場としてはじめたが、お客さんの要望に応えるに連れて、軽食も提供する今の形になっていったそうだ。
店内にあるお土産は、地域の人と開発したもので経緯や背景を一つ一つ丁寧に説明してくれた。その経験から、自分には依頼や相談の中で人と人を繋ぐ役割があっていると笑いながら話してくれた。
北谷さんは、「仕事は自分で作るものであり、一つに絞る必要もない。移住者に選択肢を与えられたら良い。」と、仕事の価値観は最先端だ。「一度豊島に来て、肌でみかんの花の香りだとか海の色だとか画像ではわからない自然の豊かさや空気感を感じてほしい。」と力強く、誇らしげに語ってくれた。

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