高校生がインタビュー:
大崎上島 元気な地域。見守る福祉。

島の仕事図鑑4-3

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介護福祉士【Uターン】寄能真美

見方や視点を変えると楽しいことがたくさん

尊敬の心
介護の仕事についたきっかけは、小さい時からお世話になった近所のおじいちゃん、おばあちゃんたちを助けたいと思ったからだ。福祉の仕事に関わる中で一番大切なことは「尊敬の心」。そうでないと心からのケアはできないと言う。福祉の現場は十分な人員がいつも揃っているわけではない。それでも今いる人達や新しく来た人達と一緒にできることを増やしていきながら、お互いにフォローをし合い、働いていくことが利用者さんからの信頼につながっていると語る。島で子育てをしながら働いているが、職場の人達の理解もあり、時には子どもと職場に行くこともある。そんな時、利用者さんや同僚の人達などたくさんの人にかわいがってもらっていることは島ならではの良さだと笑顔で教えてくれた。


\生涯現役働く地域の元気 宮本博90 歳/

「働くこと」は「生きがい」。商いは「真心」
機械をいじるのが好きで、飛行機の整備をしていた20代。終戦後に、人に勧められて印刷の仕事を始めた。誤字脱字をしないように気をつけるが、ミスをゼロにすることはとても難しいという。長年働いていると多くの失敗がある。印刷で名前を間違えたり、納品物を燃やしたりと。それでも「働くこと」は「生きがい」言う。「今の仕事以外のことをしたいとは思わない」。百歳体操に通いながら、これからも奥さんとともに歩んでいく。

介護福祉士【Uターン】オガワ成美

利用者さんの昔話は島の歴史を知れる良い時間

変化に気づく心配り
福祉に向いている人を尋ねると、相手の立場になって話を聞くことができる人と答えてくれた。いろいろな性格や病気の人ともコミュニケーションがとれることも大切な力になる。祖母の介護の経験や、中学生時代の職場体験学習をきっかけに福祉の道に進むことを決めた。高校卒業と同時に、島外の施設に就職。最初にぶつかった壁は「死」という現実だった。介護に関わり続ける限り一生ついてくるテーマであり今も慣れることはない。自分は利用者さんに何ができていたのだろうか? 常に自問自答しながら次に活かしてきたが、その大変さから福祉の仕事から離れたこともあった。しかし「人の心と関わり続けられる」この仕事が一番だと感じて戻ってきた。今は地元に帰って、両親や近所の人達に囲まれながら家族と暮らすことに楽しさを感じている。


看護師【Iターン】岡本展幸

仕事に暮らしに欲張りスタイル

距離感
小さい頃や学生時代に、将来の自分が福祉の仕事に就くとは全く思っていなかったという岡本さん。カナ ダで2年間働いたり、マスメディア系の会社で働いたりしていたが、29歳で看護学校に入学し、以来この仕事に従事している。広島市内で仕事をしていたが、仕事が終わったら患者さんや仕事仲間と他人のような距離感になることに戸惑っていた。一方、この島では、古民家の多い地区に住んでいるが、住みだしてすぐに近所の人から話しかけられて、とてもよくしてもらっているという。広島県福山市出身で、この仕事に応募した理由は、もともと田舎が好きだったこともある。 島での暮らしは、予想以上に大きいムカデの存在以外は、想定の範囲内で楽しく暮らしている。休みの日は、海沿いをドライブして、海を見ながらまったり島時間に身を委ねる。


島の仕事図鑑4 目次

【1】大林晃さん/古田ナカ子さん/川崎比沙央さん/梅山瑛美さん 【2】小室祐紀さん/島田智大さん/岡田美佐子さん/川上慎司さん
【3】寄能真美さん/宮本博さん/オガワ成美さん/岡本展幸 【4】池田美果さん/波多野学さん/沖原静さん
【5】大崎上島未来会議 地域福祉編