住宅・マンション
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業界の特徴
市内で大規模マンションが順次完成
単身者向け物件の新築相次ぐ
市内で大規模マンションが順次完成 単身者向け物件の新築相次ぐ
2020年の県内の新設住宅着 工戸数は前年比約 15 %減の1万6050戸で、過去10年で最少となった。県内の分譲マンション供 給数は同約 35 %減の1173戸 だった。コロナ禍で、展示場やモデルルームの来客者が減るなど営業活動の制約が響いた。
広島市内は川と山が多いことから平地の地価が高く、山を造成した戸建て住宅団地の販売が主流で、平地には高層マンションが建てられることが多い。21年以降、広島都市圏では100戸を超える大型物件の竣工も控える。22年1月にショッピングセンター「タカ ノ橋こうせつ」跡地にGAパート ナーズが177戸、 23 年2月に信和不動産が南区宇品東に233戸を計画。全国大手や県外デベロッパーの県内初物件も登場し、南区段原にフージャースコーポレーション(110戸)、同西蟹屋に長谷工不動産( 71 戸)が新規供給する。
市内中心部や交通利便性の良い立地に、単身者や子どものいない共働き夫婦向けに1~2LDKを主体としたコンパクトな分譲マンションの新築が相次ぐ。西区横川 町にリバックス( 39 戸)、中区十日市町にGAパートナーズ( 69 戸)などが建設中。