「家は、風土。」木と住まいの事業を展開
持続可能で豊かな住生活を広島に創る

山根木材グループ

 2020年4月に創業110周年を迎え、住宅供給実績は累計1万棟を誇る山根木材グループ。1910年の創業時は木材の仕入れ販売から始まり、その後、住宅建築へと事業を広げて成長してきた。今では新築住宅から、住宅の構造設計、木材加工、リフォーム、メンテナンスとグループ7社で幅広く手掛ける。木造軸組住宅の構造躯体供給は、広島県内で2割のシェアを持つ。また最近は、高齢者や単身世帯が増える中、住む人や時代に合わせた住宅設計を進めるなど、常に家づくりの在り方を考え続けている。
 現在、広島のほか、福岡県でも事業を展開しており、福岡市南区・城南区を中心に累計1600棟以上の新築住宅を供給している。福岡支社は、周年記念事業の一環で20年2月、新社屋(福岡市南区長住1―1―48)に移転し、「木と住まいの文化」の発信拠点として営業している。

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地域に合わせた木材を採用

 ブランドメッセージ「家は、風土。」を掲げ、地域に合わせた家づくりを進める。山根誠一郎社長は、「当社は、その土地で育った木で家をつくることにこだわっています。それはいわば、その土地の気候を知り尽くした木。それが柱となり、梁となって力強く家を支えます。地域の木材でつくった家が地域になじんで、風土となってもらいたいという願いを持っています。地域にしっかりと根を張り、永く住み継がれる家づくりのために地域木材を活用していきます」
 「永く住み継ぐ家づくり」に向けた取り組みとして、長期優良住宅を標準仕様とした新築住宅を供給しているほか、住宅情報のデータベース化を構築して、グループ各社の情報を共有。業務の効率化に加え、住宅の維持管理に生かしている。住宅購入という一度の機会だけではなく、メンテナンスやリフォーム、中古住宅の流通など、さまざまな価値を提供し、顧客の生涯にわたって山根木材グループが必要とされるようライフ・タイム・バリュー(顧客生涯価値)の増加を図っている。

新しい生活をデザインし提案へ

 長年、家づくりで培った技術を生かし、新規事業も積極的に進める。17年には「山根木材のちいさな家」を発売し、グッドデザイン賞を受賞。このほか、機能訓練専門デイサービス「きたえるーむ」や、本社敷地内では高級家具のショールーム「デジマストック」を運営。消費者の声を聞いて、時代のニーズを読んだ理想の暮らしの実現に取り組んでいる。また、20年4月からはIoT機器を使った高齢者向けのスマートホームサービスの実証実験を始めた。孤独死が社会問題化する中、居住者の健康状態と住居環境に関するデータを収集・可視化し、居住者を見守りながら健康生活をサポート。高齢者が利用しやすいよう改良を重ねる。
「新事業の全ては生活にひも付いています。お客さまの生活をひもといて、新しい生活をデザインしていく。それはハード面だけではなく、ソフト面でも重要。さまざまな経験を通じて知見を身に付け、新しい暮らし方を提案していきたい。今後も家づくりの競争力を高めていくために、仲間と一緒に仕事を楽しんで、地域に合った家を提供し続けます。住む人に愛され、50年、100年と永く快適が続き、やがて地域の財産となる家づくりを目指しています」

会社概要

山根木材グループ
本  社:広島市南区出島1-21-15
設  立:1951年4月(創業1910年4月)
資 本 金:1億円
グループ売上高:111億円(2020年1月現在)
従業員数:268人
事業内容:住宅建築、不動産流通、木材加工販売など
T E L:082-254-7947
U R L:https://www.yamane-m.co.jp/

※2020年8月当時の情報です。