建設・土木
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広島都心会議が発足
一体感のあるまちづくり目指す
広島都心会議が発足 一体感のあるまちづくり目指す
2021年4月、経済界と行政が連携して広島市中心部のまちづくりに取り組む広島都心会議が発足した。広島電鉄や広島ガス、ひろぎんホールディングスなど37社で構成し、県と市がオブザーバー参加。県と市が17年にまとめた「ひろしま都心活性化プラン」の具体化へ、エリアマネジメント団体や地域住民、地権者などさまざまな関係者や行政と連携し、一体感のあるまちづくりを進める。
本通商店街では大規模な再開発ビルの建設を目指す準備組合が同年4月に発足した。野村不動産(東京)を事業協力者に、高層ビル2棟を建て、ホテルや商業施設、マンションが入る計画。最短で10年程度での完成を目指す。このほか、新しい働き方に対応したオフィスビルへの建て替えが進む。
中央公園広場のサッカースタジアム建設計画は、24年2月の開業を計画。設計と建設は大成建設中国支店など8者でつくる共同企業体(JV)が担う。2本の自由通路を整え、市民の散策路とするほか、スパイラル広場やミュージアム、平和の森などを整備。JR広島駅ビルも25年春の開業に向けて工事が進んでおり、広島の中心部の再開発が続々と進みそうだ。