新ブランド発進 「アポロステーション」

株式会社大野石油店

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県内最大網で安全・快適走行支える

 70年以上にわたって昭和シェル石油のマークを掲げてきたが、2021年4月から新ブランド「アポロステーション」として新たなスタートを切った。系列元売りの昭和シェル石油と出光興産の経営統合(19年4月)により、全国でマークの統一が進む。新規客開拓とカーメンテナンスを一層強化する一方で、次世代をにらんだ事業の新たな柱にすべく、独自の環境関連製品「ミラクルチタン光触媒」の拡販に打って出る。

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県内最大のネットワーク

 直営26店とグループ2社8店の計34店を擁し、フルサービスを基本に安全安心・快適走行をワンストップ、コンビニエントにサポートする。社訓「俺がやらねば、誰がやる」の心意気と、社是「ありがとうとお客様から聞ける店」が大野石油店の真骨頂だ。

 アポロステーションへの衣替えはグループのシェル系SS31店と販売店9店を23年までに完了予定。出光の給油所で使える楽天カードとマイドカードのほかアポロステーションカード(クレジット)も利用可能に。新規客獲得のチャンスと捉え系列マークは変わっても〝選んでもらえる〟接客に手抜かりはない。

人間力を磨く職場

 省エネ車が普及し、脱炭素化社会へ車の電動化や若者の車離れも進む。ガソリン業界の変革期にあっても、「地域のインフラを支える必需品を扱う」使命は変わらない。車検・整備、タイヤや板金塗装などは無論、「デジタルツールも活用しながら創意工夫し、顧客との関係づくりを大切にしたい」と大野貴嗣副社長。

 どんな状況でも営業できる態勢へ、停電時の作業手順などのマニュアルやBCP(事業継続計画)策定のほか国が推進する「住民拠点SS」として、直営全店を整備する。自家発電機を備え、災害時でも安定的に給油するオペレーションも万全だ。

 業界内でも人づくりには定評がある。どこにいっても通用するような人間力を重視。1993年創部の女子バレーボール部は選手13人、スタッフ数人が在籍し勤務後、練習に汗を流す。店頭に活気が生まれ、試合にはファンになった顧客が応援に足を運んでくれる。販促活動などSSでの取り組みを、レンタルショップのツタヤ事業部の若手が自主的に取り入れ、新たなやりがいも生まれている。創業時からの〝店〟がつく社名に店づくりの理念が息づく。

環境分野で市場開拓へ

 グループ会社エコート(中区西白島町)の水溶性光触媒溶液「ミラクルチタン光触媒」事業が拡大している。紫外線や可視光線を受けると抗菌・抗ウイルスや消臭、防汚、空気浄化作用が持続するとし、コロナ禍を受け、引き合いが増加。製造開発特許を持つ佐賀県と契約し、2019年には南区出島に工場を竣工して製販一貫体制を整備。ビルやマンション、食品工場、商業施設のほか呉市の「てつのくじら館」やマツダスタジアムのサイン、JR新白島駅、JR八木駅(京都府)など施工実績も蓄積してきた。事業参入来20年にわたる実証データが強みだ。

 認定代理店は全47都道府県へ配置する一方、海外へも広げる。中国・上海市の貿易会社が同代理店になり、欧州などからも問い合せが舞い込む。OEM展開も強化し、既存製品の付加価値アップや、スプレーボトルを製品化して一般向けに拡販。世界的な環境志向を追い風に、次世代事業として柱を太くする構えだ。

会社概要

株式会社大野石油店
本  社:広島市中区西白島町22-15
設  立:1947年12月(創業1931年1月)
資 本 金:3000万円
売 上 高:99億8887万円(2020年12月期)
従業員数:200人
事業内容:石油製品および自動車関連商品の販売ほか
T E L:082-221-9107
U R L:http://www.ohno-group.co.jp/

※2021年8月当時の情報です。
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