県内最大の給油所網で安全安心・快適走行をサポート
変革期の石油業界で“選ばれる店づくり”にまい進

株式会社大野石油店

 2019年6月、シェル系列の世界大会「SPATグローバル」に昭和シェル特約店の日本代表としてシドニーで表彰された。接客や収益性など総合力を評価する大会で、前年実績を基に60カ国以上から特約店主が集まった。日本からは150社が出場。12年に始まり、バルセロナ、北京、パリ、東京、ニューヨーク、ドバイに続く連続7大会入賞を果たし、18年実績でグループの山陽石油は日本一の評価を受けている。
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県内最大網で安全走行をサポート

 直営26店(広島、廿日市、東広島、呉市)の県内最大網とグループ2社8店の計34店を擁し、燃料油販売を軸に車検・整備、自動車保険、鈑金・塗装など車の安全安心、快適走行をワンストップ・コンビニエントにサポートする。社訓「俺がやらねば、誰がやる」の心意気と、社是「ありがとうとお客様から聞ける店」を信条に、人間力を基盤とした接客重視の店づくりを徹底。世界大会の実績は、こうした運営姿勢を積み重ねた結果だ。
 石油業界は低炭素社会へ向け、省エネ車の普及や電気自動車、燃料電池車の台頭など変革期にある。「次世代型自動車が普及し、燃料油の需要は減っていくが、私たちは安全走行を守っていく使命がある。車のボディと足回りのメンテナンスを更に強化し、気持ちの良い接客で、一人でも多くのユーザーからありがとうの言葉を引き出していきたい」
 と、大野貴嗣専務。車の原動力は変わっても、顧客とのつながりが大切であることに変わりはない。

命を預かる自覚と誇り

 全スタッフが均質な接客サービスを実践できるよう、顧客管理システムを活用。車種や購買・作業履歴などの情報を共有しタイヤやオイルの交換など、的確で最適な提案に役立てる。同時に、メンテナンスの技術力を磨き、顧客から信頼される好循環の関係づくりに努めている。
 一方で西日本豪雨災害に直面し、給油所は〝インフラの最後の砦〟を担うと痛感した。非常時に際し、日頃の訓練が初動に大きく生かされたことから、今回得た学びを基に停電時の作業手順など全店で情報供給するマニュアルやBCP(事業継続計画)を策定中だ。16年の熊本地震を契機に国は、自家発電機を備え災害時でも燃料油を安定供給できる「住民拠点サービスステーション(SS)」整備を推進。全直営店で同SSの整備を進めている。
 系列は19年4月から出光昭和シェルになったが、地域顧客の安全走行を支える役割は不変だ。創業者が定めた社訓には、「一歩を踏み出しなさい」という思いが込められている。命を預かる仕事に自覚と誇りを持ち、一歩が踏み出せる人材の育成が大野石油店の神髄だ。

100年企業を目指して

 抗菌・消臭などの効果がある酸化チタン水溶液「光触媒ミラクルチタン」事業を始めて20年以上。全国のビルやマンション、食品工場、商業施設などで施工実績を積み、海外にも乗り出している。19年秋には佐賀県の製造工場を広島市内に移転。事業体制を再整備しグループ一体で成果を上げ、収益の柱に据える構え。
 100周年に向けて一期一会の対話力・対応力と、創業精神でもある「俺がやらねば」を推進力に、自分たちの未来は自分たちで創る。

会社概要

株式会社大野石油店
本 社:広島市中区西白島町22-15
設 立:1947年12月(創業1931年1月)
資本金:3000万円
売上高:141億5400万円(2018年12月期)
従業員数:220人
事業内容:石油製品および自動車関連商品の販売ほか
T E L:082-221-9107
U R L:http://www.ohno-group.co.jp

※2019年8月当時の情報です。