マンション管理の全国大手
PFI、不動産賃貸の3本柱

株式会社合人社計画研究所

「独立系」で事業拡大

 合人社計画研究所を中核とする合人社グループは、全国で24万戸を超える分譲マンションの管理を受託。実績は全国トップクラスだ。
 特徴は、マンション分譲会社を親会社に持たない〝独立系〟であること。新築されれば親会社から管理を受託できる同業大手と異なり、選ばれるための努力が欠かせない。独自のノウハウを積み重ね、他社とは一線を画す高品質・低価格のサービスを実現してきた。システム化による効率向上で、平均25%もの管理費削減を可能にした一方で、マンション内の託児所設置やカーシェアリングなど、先行的な取り組みを実施。同社の新規受託のうち、管理会社を切り替える「リプレイス」が半数以上を占めている。新築、リプレイスが共に伸びており、2019年度は増加戸数が1万戸を突破した。増加戸数のランキングでは実質全国トップ。
 全国のマンション分譲会社とのアライアンスで多くの合弁会社を設立し、管理ノウハウを提供。第一交通産業(北九州市)やパナソニックホームズ(大阪)、フージャスホールディングス(東京)のほか、20年にはワンクラップ(沖縄)と業務提携を行った。
 再開発事業などによる大型複合施設の管理にも積極的に取り組んでいる。最近ではカフーナ旭橋(沖縄)、山口市黄金町地区市街地再開発など。また、マンションの居住者向けに無料の月刊情報紙「ウェンディ」を105万部発行している。

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PPP・PFI50件突破

 培ったノウハウを生かして取り組むのが、PPP・PFI(民間資本を活用する社会資本整備)事業だ。ここ数年で受託件数を急伸させており、全国で累計50件を超えた。公共施設等の建設・維持管理・運営などに民間企業の力を活用するもので、スポーツ施設、観光施設、カフェ、水族館、空港、斎場などを手掛ける。広島では宮島水族館や、元安川沿いのオープンカフェ「カフェ・ポンテ」、広島市火葬場などを管理・運営。最近では、グループ会社の設備設計事務所エネ・グリーンとのシナジーも得られる「三原市立小中学校空調設備整備」をはじめ、「鳥取市民体育館再整備」、「糸島市運動公園整備・管理運営」と立て続けに契約を結んだ。長いもので40年と、長期に安定した収益を得られる。今後も積極的に取り組む。

不動産事業も強化

 安定した収益が得られる不動産賃貸事業も強化している。16年には東京・永田町の自民党本部隣接のビルを取得。ほかにも広島市内の「合人社広島紙屋町ビル」、「合人社広島紙屋町アネクス」をはじめ、横浜、名古屋、沖縄などに24棟を所有、運営している。いずれも都心のランドマークとも言える物件だ。
 地域貢献活動も重視している。福井代表の実家を改修した東広島市安芸津町の「三津福井館」を住民に開放し好評を得ている。また、19年2月に歌手の南一誠さんの安芸津復興支援コンサートを開催したほか、19年11月の安芸津のイベントを広く発信するためのTV番組を企画するなど、地域の振興にも注力している。広島交響楽団の応援も積極的に行い、カフェ・ポンテの食事券の贈呈や、コンサート、海外遠征への協賛も行っている。

会社概要

株式会社合人社計画研究所
本  社:広島市中区袋町4-31合人社広島袋町ビル
設  立:1980年1月
資 本 金:3億円
売 上 高:422億3810万円(2020年3月期グループ合計)
従業員数:1448人(グループ合計)
事業内容:分譲マンション総合管理業、ビル管理業、修繕工事業、建築コンサルタント業、
     PPP・PFI事業、不動産賃貸業
T E L:082-247-7475
U R L:https://www.gojin.co.jp/

※2020年8月当時の情報です。