呉にシステム開発拠点
東京レベルの待遇に

ラキールグループ

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地方創生・活性化に寄与

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 東証グロース上場でシステム開発を手掛けるラキール(東京)が新たな開発拠点として2025年4月、JR呉駅から徒歩数分の立地に完全子会社「ラキール呉」を設立した。同社では現在10人近くのITエンジニアらが切磋琢磨し合う中、さらなる企業の成長に向けて100人以上体制を目指している。

システム機能を部品化

 これまで国内企業が導入してきたシステムの大半は、何十年と使い続けてトラブルが発生した場合にシステム全体を変えなければならず、多くの時間とコストを割いていた。同社が提供するシステム開発・運用基盤「LaKeel DX(ラキールディーエックス)」は、システム構築の際に必要なソフトウエア(コンピューターを動かすためのプログラム)を全て機能ごとに独立(部品化)させて組み立てていくのが特徴。部品単位での入れ替えや追加が可能なほか、過去に作成したテスト済み部品を組み合わせるなど再利用ができ、ゼロベースから作る手間が省ける。そのため、短いサイクルで計画・設計~実装・評価を行えるのが強みだ。

トラブル防止に貢献 開発工数の削減にも

 システム開発の際に直面しやすいトラブルとして挙げられるのが「言った・言わない」問題。同社では、ステークホルダー間の合意形成までAIが支援することで認識相違による手戻りを防ごうと、AI搭載アプリ「LaKeel Blu(ラキールブルー)」も展開する。AIエージェントが既存システムを解析して資料や業務データを読み込むほか、不足情報は人間にヒアリングしながら、顧客との仕様確認に必要な設計書や要件定義書などを自動生成。こうしたラキールブルーとラキールDXの組み合わせで開発工数を最大7割削減できる。またシステムを見直すタイミングで設計者が立ち会えなかったり、退職していたりする際にも助かるという。

東京レベルの待遇へ福利厚生にも注力

 親会社の久保努社長、ラキール呉の松本英晴社長はともに呉市出身。同市の人口が20万人を下回り、呉に再び活気を取り戻したいという社長らの思いから、親会社や東京の同業者に引けを取らない労働条件や環境を整備。初任給は30万円で、実力次第では年収1000万円以上にも。開発業務に必要な資格はなく、研修制度も充実しており、文理問わず意欲があれば未経験でも挑戦できる。
 福利厚生では、冷蔵庫の中にコーヒー・紅茶・炭酸飲料などの無料サービスのほか、社員が健康的な生活を送れるよう、ヨギボーやエアロバイクを設置したリラクゼーションルームを完備。飲食店が密集する呉駅周辺にあるため、ランチタイムには仲間と巡りながらお気に入りの店を見つけることも楽しいという。

会社と呉市の発展へ

 AIとデータで新ビジネス基盤を創る「AX(AIトランスフォーメーション)企業」へと進化したラキールグループ。ラキール呉は開発に特化した〝エンジニア中枢拠点〟として、「ここで働き続けたい」と感じてもらえるように満足度を高め、社員と共に成長し、呉市の地方創生・活性化を目指していく。



会社概要

ラキールグループ
本  社:呉市中央1-6-9
設  立:2025年4月21日
売 上 高:77億2800万円(2025年度/グループ連結)
従業員数:554人(グループ連結)
事業内容:システム開発、クラウド型プラットフォームの提供ほかDX支援など
T E L:0823-69-9666
U R L:https://www.lakeel.com/ja/company/about/about-group/kure.html
※2026年9月当時の情報です。