〝生活を豊かに〟を軸に成長続ける
健康、農業、福祉へと多角化

株式会社プローバホールディングス

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事業を通じて持続的な社会の発展に貢献

中核のパチンコ事業と新事業で成長

 アミューズメント施設を運営するプローバグループ。1953年の創業以来、アミューズメント事業を軸にホスピタリティを提供することで、楽しい時間や空間、そして感動を創造してきた。
 中核のパチンコ事業では島根県の企業を経営統合するなど発展しており、現在は広島で12店、山口1店、島根で4店運営し、計17店。今後も環境変化を踏まえ、機を逃さず展開する。このほかゲームセンターやボウリング場など中国地方と九州で全21店舗を運営する。
 創業から約70年の歴史の中で、環境の変化とともに生活スタイルも、人の嗜好も大きく変わる中、ホスピタリティの精神と企業理念であるCCES(地域社会、お客さま、従業員の3つの満足の追求)の下、多くの挑戦を重ねて事業領域を広げ、23年9月にパーパスとして“人々の生活を豊かにします”と掲げた。平本直樹代表取締役CEOは「人々のあらゆる生活の中に入り込み、さまざまなお役立ちをすることによって、生活を豊かにする存在にプローバグループがなる。そして、この挑戦を支えているのは『人財』です。従業員をはじめ、多くのステークホルダーに恵まれていることが、私たちグループの大きな財産となっています。会社と働く個人がお互いプロ意識を持ち『強存強栄』の精神で挑戦し続けることで、会社と働く個人の成長だけでなく、持続的な社会の発展に向けてお役立ちできる企業として成長していきます」と話す。
 手掛ける事業領域は、アミューズメント施設のほか、フィットネスジムやベーカリーショップ、洋菓子店の運営、農業、介護関連事業など、多岐にわたる。

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フィットネス、グランピング施設 洋菓子店を多店舗展開

 新しい挑戦として、23年1月、ボクシングスタイルのフィットネスジムを展開するUBXインターナショナル(英国)とマスターフランチャイズ契約を結び、日本国内で独占的に多店舗展開を始めた。本部のノウハウ提供を受け、今後10年で少なくとも国内で145店舗を目指す。既に広島でフィットネスジム「Vace1」を7店運営しており、多様なプログラムを提供する同店と、特化型のUBXの2軸を展開していく。平本CEOは「ジムに来てもらうことで、ココロやカラダの基礎をつくるお手伝いをしたい」と話す。
 このほか、同年5月に鳥取県鳥取市広岡151の果樹園「広岡農場」内にグランピング施設「Moiそらやま」をオープン。グループで経営するペンション事業のノウハウを生かして運営。果樹園と連携し、くだもの狩り体験などを企画する。19年からはシャトレーゼにFC加盟して、広島や鳥取、兵庫県で運営。こうした新事業を積極展開する中、各事業会社の社長に若手を登用し、権限委譲することで拡大スピードを速める。平本CEOは「プローバグループは、『多くの人々の生活を豊かにしたい』という強い思いを持って、常に新しいことに挑戦し続けています。グループ会社の社長に就任している者もおり、多くの社員が仕事を通じて成長を感じています。当社の社名はイタリア語で〝挑戦〟を意味しています。常に高い目標を掲げ、カタチにしたい」と語る。



会社概要

株式会社プローバホールディングス
本  社:広島市安佐南区相田1-1-33
設  立:1963年10月
資 本 金:1000万円
売 上 高:331億2900万円(2022年8月期連結)
従業員数:1095人(グループ)
事業内容:パチンコ、ゲーム、飲食、介護福祉支援、保険代理店、健康保健、無農薬野菜生産・加工・販売事業
T E L:082-831-2608
U R L:http://www.provanet.co.jp/
※2023年9月当時の情報です。