〝遊び〟起点に事業を多角化
ホスピタリティ精神を提供
株式会社プローバホールディングス
事業を通して「人々の生活を豊かに」する
中核のパチンコ事業と新事業で成長
アミューズメント施設を運営するプローバグループ。1953年の創業以来、アミューズメント事業を軸にホスピタリティを提供することで、楽しい時間や空間、そして感動を創造してきた。中核のパチンコ事業を島根県の企業の経営統合などで発展させており、現在は広島で12店、山口1店、島根で6店運営し、計19店。今後も環境変化を踏まえ、機を逃さず展開する。このほかゲームセンターやボウリング場など中国地方と九州で全20店舗を運営する。
創業から約70年の歴史の中で、環境の変化とともに生活スタイルも、人の嗜好も大きく変わる中、より多くの人々の生活を豊かにしようとホスピタリティの精神と企業理念であるCCES(地域社会、お客さま、従業員の3つの満足を追求)の下、多くの挑戦を重ねて事業領域を広げる。
平本直樹代表取締役CEOは「さまざまな世代に『笑顔』と『楽しさ』を届けることが当社の事業領域の根幹。これまで培ったノウハウを駆使し〝遊び〟〝学び〟〝健康〟〝安心〟という軸を中心に新規事業を展開したい。そして、この挑戦を支えているのは『人財』です。従業員をはじめ、多くのステークホルダーに恵まれていることが、私たちグループの大きな財産となっています。会社と働く個人がお互いプロ意識を持ち『強存強栄』の精神で挑戦し続けることで、会社と働く個人の成長だけでなく、持続的な社会の発展に向けてお役立ちできる企業として成長していきます」と話す。
手掛ける事業領域はアミューズメント施設のほか、フィットネスジムやベーカリー、洋菓子店の運営、農業、介護関連事業など多岐にわたる。
フィットネス、ベーカリー洋菓子店を多店舗展開
2019年から始めたフィットネスジム「Vace1」は、22年夏までに7店に拡大。24時間営業や、女性専用などを打ち出し、会員を増やす。「私たちは、『健康は人生のビタミン』という理念を掲げています。生活を意味するイタリア語『vita』と英語の『vitamin』の2つのイニシャルのVを頭文字とし、1人1人の理想を叶える特別な場所としての英語の『place』を掛け合わせ、店名に込めました。ジムやスタジオで運動することで、ココロやカラダの基礎をつくるお手伝いをしたい」
また、グループでパン・洋菓子製造、販売等を手掛けるGROW UP(鳥取県)は鳥取·岡山·兵庫·広島県で19店を運営している。
こうした積極的な事業展開を進める中、さらなる環境変化に対応しつつ事業の拡大と成長を目指すため、中野修氏を代表取締役COOに任命。平本代表との共同代表体制をとり、経営体制を強化した。経営企画、人事、財務、総務部門などの重複業務をホールディングスが担い、各事業会社の社長に若手を登用し、権限委譲することで拡大スピードを速める。「遊びを中心とした事業で地域の皆さまに元気になっていただこうと挑戦を重ねてきました。当社の社名はイタリア語で〝挑戦〟を意味しています。常に高い目標を掲げ、カタチにしていきたい。そして100年企業を目指し、全てのグループ事業を通して『人々の生活を豊かにする』ために、これからも挑戦を続けます」
会社概要
株式会社プローバホールディングス
本 社:広島市安佐南区相田1-1-33
設 立:1963年10月
資 本 金:1000万円
売 上 高:355億4800万円(2021年8月期連結)
従業員数:1046人(グループ)
事業内容:パチンコ、ゲーム・飲食・アミューズメント、フィットネス、ベーカリー、介護福祉支援、保険代理店事業など
T E L:082-831-2608
U R L:http://www.provanet.co.jp/
※2022年8月当時の情報です。