高付加価値提案で課題解決
自社パッケージ開発に力
株式会社ハイエレコン
挑戦を後押しする社風で若手が活躍
企業、官公庁、教育機関などに向け、業務システムの受託開発やパッケージソフトの開発・販売、インフラ構築を行う。技術力を発揮して地域事業者の困りごとに丁寧に応え、バブル崩壊、リーマンショック、コロナ禍などの荒波の中でも、39期連続黒字を維持してきた。2030年までの長期ビジョンで年商100億円を掲げ、〝お客様のベストパートナー〟となるべく人財育成、先行開発に力を注ぐ。
若手の挑戦を応援
親会社のいない独立系で、自由にさまざまなことに挑戦できる社風だ。独自のシステム・サービスの開発に注力し、ここ数年でICタグ「RFID」を活用して備品管理業務を効率化する「タグ衛門」、図面管理を効率化する「Draw Finder」などを相次ぎリリース。25年には化学工業に特化した計量支援ナビゲーションシステム「ハカリンク」を公開した。井上雅雄社長は、「挑戦する姿勢や成長意欲、自ら動く力を重視。経験に関わらず、熱意があれば後押しします。新事業や大規模プロジェクトへの挑戦で得られる達成感をより多くの社員に感じてほしい」と話す。
人財育成を強化
研修制度を充実させ、一層の技術力向上を図る。階級や職種別に研修を整備。希望や適性に応じて力を伸ばせる環境がある。コミュニケーション力、マネジメント力といったヒューマンスキルの養成を狙い、EQ(心の知能指数)を取り入れた能力開発研修も行う。プロジェクトをけん引するリーダーを育て、社外との協働を増やす。
26年春からは、授業料や交通費を会社が負担し、社員が広島大学の大学院でデータサイエンスの知見を深めている。
働き方改革を推進
ここ数年で物価高に配慮した手当や役職手当を新設、充実させている。奨学金返済の支援制度も設けた。
職場環境の改善に向け25年春、本社が入るビル内で計4フロアに増床・改装。開発、営業など部門ごとに部屋を分けた。打ち合わせ用のスタンディングテーブルやフリーアドレス制なども導入。大阪支社の事務所を拡張し、東京本社はアクセスの良い場所へ移転した。このほか、 若手の要望で26年春からオフィスカジュアルを採用した。
さまざまな部署、役職の社員によるワーキンググループを25年に発足。求める人財像を明確化し、人財育成の高度化や評価・給与制度の刷新に生かす。
社員が大株主
社員が毎月一定の金額を拠出し、共同で自社株を買い付ける「従業員持株制度」があり、社員の9割が保有する。毎月、積立額の一部を奨励金として支給し、モチベーション向上につなげている。
顧客の期待を超える
社是「誠意をもって社会の信頼に応える」、社訓「社員は能力を高め、仕事の場で自己を実現する」を胸に、社員・会社の発展と共に社会貢献も目指す。井上社長は、「コスト高騰や人材不足、情報セキュリティー対策など、企業を取り巻く課題は尽きない。顧客や業界への理解を深め、課題解決にとどまらず、新たなビジネスの可能性をともに創り出せる存在が理想だ。変化を恐れず、生成AI・AIエージェントなどの先端技術も活用して挑戦を続け、期待を上回る価値を提供したい」と意気込む。
会社概要
株式会社ハイエレコン
本 社:広島市西区草津新町1-21-35広島ミクシスビル
設 立:1982年6月
資 本 金:9000万円
売 上 高:58億405万円(2026年3月期)
従業員数:264人
事業内容:システムインテグレーション・ネットワークインテグレーション事業
T E L:082-279-8001
U R L:https://www.hek.co.jp
※2026年9月当時の情報です。



