工場メンテナンス、ダクト製造、粉塵抑制装置が柱
メキシコ、マレーシア、フィリピンに拠点

株式会社メンテックワールド

 塗装・鋳造設備、加工工場、機械の洗浄・保全などを担う「メンテナンス事業部」、空調・換気・型枠などのダクト(鋼管)を製造する「エンジニアリング事業部」、特許技術を生かした粉塵抑制装置を製造販売する「エコソリューション事業部」が業務の3本柱。生産設備メンテナンスは、マツダ、日産自動車、ダイキョーニシカワ、JFEスチールなど国内の工場のほか、メキシコなど海外に拠点を構え、現地工場のメンテナンスも行っている。薄く軽量で運搬が容易なスパイラルダクトは、製造から施工までを一貫体制で行う。粉塵抑制装置は、日本産業機械工業会会長賞、中国地域ニュービジネス協議会会長賞を受賞した。
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多言語の企業主導型保育園 開園、研修に注力

 2019年4月、新たに「エデュケーション事業部」を設置。東広島市西条町寺家に4月1日、企業主導型保育園「インターナショナル キッズ コミュニティ」を開園した。0~5歳児を対象に定員60人で、地元企業14社と協定し、子育てと仕事の両立、育休者の早期復職を支援し、地域枠も設ける。4カ国語以上の語学教育などで国際性を育む教育方針を掲げる。
 自社研修はテクノプラザで1泊2日で行う新入社員向け「ビジネス基礎訓練」、リーダー候補向け「マネジメント研修」、リーダー向け「リーダーの真髄」の管理者養成研修のほか、事務スタッフにもISO教育を実施。今後、他企業向けの研修事業も計画する。
 1961(昭和36)年10月、マツダ本社工場の生産設備メンテナンス業務を柱に創業。65年に東洋メンテナンス(89年にメンテックに商号変更)を設立、69年にスパイラル軽量鋼管の生産業務開始。2003(平成15)年にメンテックなどグループ4社が合併し新生メンテックに。08年に海田工場などを統合し、東広島市八本松飯田に本社を移転。11年に「環境」、「人」、「技術」、「世界」の意味を込め、メンテックワールドに社名変更した。13年にメキシコ、16年にマレーシアに拠点を設置し、海外でのメンテナンス事業を広げている。

国内は全事業所でISO9001
(品質マネジメント)を取得

 品質方針は、「確かな仕事の積み重ねと社員の情熱で、お客様と“感謝、感激、感動”が共感できる商品・サービスを提供してまいります」。17年2月に「ISO9001(品質マネジメントシステム)認定取得プロジェクト」を始め、18年3月に本社工場、広島事業所、防府事業所、九州事業所の国内全事業所で認証を取得した。現在も月1回、各事業所長が本社に集まり、品質会議を開いている。
 社員の福利厚生にも注力する。小松節子社長が乳がんを克服した経験があり、「Teamがん対策ひろしま」登録企業として活動し、女性社員・男性社員の配偶者の乳がん検診、社員のがん保険の全額会社負担、社員のがん治療補助などに取り組み、15年に県知事表彰を受けた。毎年12月には、2泊3日の社員研修旅行を実施。最近では、北海道、北陸、鹿児島、伊豆・箱根などの温泉地を2班に分かれ訪問。余興大会やカラオケで親睦を深めた。中国、ガーナなど外国人の正社員採用も行っており、19年4月にもベトナムの男性留学生が入社し、計10人(内女性2人)となった。
 13年発足の広島アセアン協会の事務局も務める。留学生との交流、マツダ車拡販などの活動を行っている。

会社概要

株式会社メンテックワールド
設  立: 1965年10月
資本金: 9674万9500円
売上高: 19億100万円
従業員数: 160人
事業内容:自動車工場設備のトータルメンテナンス及びダクト製造
T E L:082-436-4800
U R L:http://www.mentecworld.co.jp

※2019年8月当時の情報です。