新世代店舗建て替えや輸入車新店
レースチーム、おりづるタワーで地域貢献

株式会社広島マツダ

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 1933 年の創業から約85年の歴史を持ち、全国のマツダ車ディーラーで最古参。その発祥の地「広島」を拠点とし、基幹ディーラーとしての役割を担う。近年はマツダの「新世代店舗」への建て替えや、輸入車の新店舗など店舗展開を強化している。
 2017年9月、広島市安佐北区の可部店を市内初の「新世代店舗」に建て替えた。新世代店舗は黒を基調にウッドのアクセントを用いた内外装で、品格や温かみが調和された居心地の良い空間が特長。走行シーンをイメージさせる車両展示、車の美しさを際立たせる照明やインテリアを施す。広島県内では尾道山波に次ぐ2店舗目。
 輸入車では同月、ボルボ(スウェーデン)の西日本最大級の新店「ボルボ・カー広島大州」をオープン。初めてメーカーの「フルCI(コーポレートアイデンティティ)」を採用。北欧を想起させるアイスキューブ型の外観で、夜間はLED照明で夜景に浮かび上がる。同社の地域密着の方針を反映し、家族連れが来店しやすい工夫を凝らした。フィーカ(お茶する)の日を設け、地域の人が集う場を目指している。
 18年2月にはロータス(英国)の新店を南区出汐にオープン。近年は敷地内で1つのブランドの全車種を扱う形態が一般的に多いが、スポーツカーという大きな捉え方で、ケータハム、KTMを含めて3メーカーの車種を販売する。松田哲也会長兼CEOは、「ロータスはMX‐5(マツダロードスター)のようにレースで使われており、走りへのこだわりはマツダ車と通じるものがあります。スポーツカーを志向するユーザーの相乗的な取り込みを図りたい」
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地域への恩返し

 車の魅力を広く伝えようと、17 年からモータースポーツのチーム「HM RACERS」を運営。マツダ協賛の「グローバルMX―5カップジャパン」に参戦している。ロータスの新店にチームの活動拠点を併設し、体制を強化。新進気鋭のレーサーを抱え、国内5戦のシリーズ優勝と、それによる世界一決定戦への出場を目指す。レース用の車体には、同社が運営する複合施設「おりづるタワー」のロゴデザインをあしらい、平和への思いを込めた。おりづるタワーは16年9月、創業の地に近い原爆ドーム隣にグランドオープン。松田会長は、「原爆投下でゼロとなった後、広島の方々に育てられてきた当社の、地域への恩返しの集大成です。この地だからこそ感じられる平和と広島の復興の歩みを、国内外の方々に実感していただきたい」

世界一の自動車販社目指す

 同社は不動産やリース、レンタカー、情報通信分野など多角的な事業も手掛ける。グループ会社のブローダはスマホ用の名刺交換アプリ「PiQy」(基本無料)の普及に注力。新たなビジネス習慣の発信も手掛ける。こうした新たなことにチャレンジする社内風土がある一方、真面目で穏やかな社風で離職率が低く、従業員の満足度は高い。会社基本理念は「Happy happy!=あなたの幸せが私の幸せ、Spec higher!=誠実な努力で日々成長」。評判、財務体質、実績、CS(顧客満足度)、ES(従業員満足度)まで、全てに世界で1番の自動車販売会社を目指す。

会社概要

株式会社広島マツダ
本  社:広島市中区幟町13-4
設  立:1941年5月(創業1933年1月)
資本金:8000万円
売上高:220億5939万円(2017年9 月期)
従業員数:588人(2017年10月現在)
事業内容: 新車、中古車の販売・修理、損害・生命保険の代理店、車両リース、不動産の運用・管理など
TEL:082-225-3600
http://www.hiromaz.co.jp

※2018年8月当時の情報です。

 

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