広島市信用組合 薬研堀支店を移転新築

広島市信用組合

鷹の橋、南支店は来年11月

 広島市信用組合は11月18日、薬研堀支店(中区薬研堀10-15)を中区西平塚町1-7に移転新築しオープンする。敷地500平方㍍に3階建て延べ713平方㍍で、駅前支店(南区)、五日市支店(佐伯区)に続き、1階に駐車場を設ける空中店舗となる。
広島電鉄宇品線沿いの南区宇品御幸1-446-8ほか(地番)に新築移転する南支店は10月1日に着工し、25年11月にオープン予定。中区千田町1-4-17ほかに新築移転する鷹の橋支店も同月に開店する計画。
 薬研堀支店は1階に駐車場11台、駐輪場6台分、ATM2台、両替機1台、夜間金庫、エスカレーターでつないだ2階はロビー、営業室、応接室、3階に会議室などを配置した。同支店は24年3月末時点で職員6人だったが、4月に3人、6月に2人増員し11人体制に。新築移転オープンを前に、今年7〜11月に薬研堀支店以外の34店舗の部店長による応援(7回延べ238人)、一般職員各回20人による応援(13回延べ260人)がローラーで事業性融資や預金の新規開拓キャンペーンを行った。10月15日現在で、事業性融資の開拓は目標の200先に対し161先となっている。
 着工した南支店は南区宇品神田1丁目の現店舗から南に約60㍍の電車通りを隔てた向かい側の敷地607平方㍍に、2階建て延べ507平方㍍を建設し、25年7月完成、11月開店を予定する。1階はロビー、営業室、ATM3台、応接室2室、貸金庫室、保管庫、倉庫2室、2階は30人収容の会議室、食堂、更衣室、伝票室、倉庫を備え、駐車場は8台分を予定する。支店長を含む職員数は10人で、増員は未定。従来通り開店前にローラー作戦を行う予定。
 鷹の橋支店は中区大手町5丁目の現店舗の南方約70㍍の道路を隔てた向かい側に移転新築。近くには市消防局中消防署、広島赤十字・原爆病院などがある。25年9月完成、11月オープンの予定。市信用は26年度に、古江支店(西区古江新町3-7)の新築移転を計画している。

「広島経済レポート」2024年11月14日号掲載記事より