電線ビジネスを軸とする専門商社
グローバルな取引ネットワークで、
人・企業・社会をつなぐ
長沼商事株式会社
電線やその関連製品を扱う専門商社。ワイヤーハーネス等の自動車用電装・機構部品などを取り扱うエレクトロニクス領域と、電力・交通・情報通信分野のインフラ領域の二本柱で事業を構成する。ワイヤーハーネスは自動車の各機能をつなぎ、電気や信号を伝達する〝神経〟のような役割を担う重要部品。インパネやカーナビの情報、カメラやレーダーなどの安全装備、ウィンドウやシート、エアコンなどの快適装備、ライトやミラー、ワイパーなど車に搭載された多様な機能は、ワイヤーハーネスを通じて動作している。電力資材部門では電力供給や通信、鉄道インフラなど幅広い分野で利用されるケーブルなどを扱う。使用環境に合わせて素材や構造が異なるため、用途や設置場所、必要な性能に応じて最適なケーブルを選定・提案することが求められる。
同社の強みは、「世界中のパートナーとのネットワークを生かした情報収集力」と、「お客さまの要望を形にするトータルコーディネート力」。取引先地域はヨーロッパやアメリカ、アジア諸国、アフリカにまで及ぶ。営業職は、「国内外のお客さまやパートナー先へ自ら足を運び、フットワーク軽く現場を駆け回りながら仕事を進めていくスタイル」だという。
また、転勤や部署間の異動がほとんどなく、腰を据えて担当の業務に当たることが可能。担当が代わる客先やメーカーのエンジニアよりも、その業務に詳しくなり、頼りにされることもしばしばという。「お客さまの課題解決を起点とした営業スタイル」で、最適な製品やシステムを選定するだけでなく、仕様調整や組み合わせ提案まで行う。これらは、長年の取引の中で少しずつ積み重ねてきた大切な経営資源となっている。長沼毅社長は、「私たちの仕事の原点は『誰かのお役に立つこと』。お客さまの要望は、あまり具体的でないことも往々にしてあります。そのニーズと仕入先の技術の結びつけを行うには、豊富な情報が不可欠です。『長沼商事なら解決してくれる』そんな声に応え続けることが、当社の存在価値だと考えています」。
ワークライフバランスを推進
2025年8月期の売上高は5期連続増収を達成し、前期比約5%増の518億円と、初めて500億円を突破した。好調な業績を背景に、将来を見据えた組織強化や次世代人材の育成にも注力している。社員一人ひとりが安心して働き長く活躍できるよう、多様なライフスタイルに寄り添いながら、能力を最大限に発揮できる環境づくりを進めている。例えば、家族に関するどんな理由でも利用できる「ファミリー休暇制度(年3日特別休暇)」や、子育てと仕事の両立において課題となる「小一の壁」に対応するため、育児介護短時間勤務制度の利用可能期間を延長し、子どもが小学校3年生になるまで利用できるよう拡充した。ほか、奨学金返済支援制度を導入し、毎月上限2万円を支援。また社員が主体となり企画・運営する社内イベントも数多い。「当社では、現状に満足せず、新しいことに挑戦する姿勢を大切にしている。同時に、『相手が何を求めているのか』を想像し、役に立ちたいと思える気持ちも重要である。私たちは常に、『お客さまにとっての最適な価値は何か』を考えながら仕事をしている。人の役に立ちながら、自分自身も成長できる、そんな仕事に、ぜひ挑戦してほしい」。
会社概要
長沼商事株式会社
本 社:広島市中区袋町6-14
設 立:1957年9月
資 本 金:5700万円
売 上 高:518億2613万円(2025年8月期)
従業員数:130人(2025年8月現在)
事業内容:電線・ケーブル、電装部品、情報通信機器、非鉄金属材料、工場設備・装置などの卸売り
T E L:082-248-0211
U R L:https://naganuma.co.jp/
※2026年9月当時の情報です。




