業界1位の「三井のリハウス」運営
大手ネットワーク生かす地域法人
三井不動産リアルティ中国株式会社
地域に根差し、不動産全般を一貫サポート
「三井のリハウス」ブランドで戸建てやマンション、土地といった不動産の売買・賃貸の仲介をはじめ、時間貸し駐車場運営の「三井のリパーク」、事業用・投資用不動産のコンサルティング、新築分譲マンションの販売代理などを手掛ける。三井不動産リアルティグループの地域法人で、広島、岡山を中心に事業を展開。不動産大手のノウハウ、ネットワークを生かしつつ地域に根差した営業を続け、2022年11月で設立30周年を迎える。
36年連続で日本一
不動産流通のリーディングカンパニーとして多様な不動産ニーズに対応し、グループ全体の不動産の売買仲介件数は1986年度から36年連続で全国1位を誇る。三井のリハウスセンターは、広島県に5センター、岡山県に3センターを構える。
地域ごとの住まいや暮らしの詳細な情報を提供するとともに、売主と買主のそれぞれの立場で最適な選択肢を見つけ、幅広い不動産ニーズに対応できる点などが評価されている。既存住宅の仲介業務では、物件の住宅設備や建物の状態を独自基準でチェックし、もし引き渡し後に不具合が見つかった場合は同社が補修費用を負担する「360°サポート」を標準サービスとする(弊社規定有)。大手の強みを生かした業界に先駆けた取り組みで、お客さま本位のサービス提供に力を入れる。一層の顧客満足度の向上へ、チームで顧客をサポートする「ユニット制」を採用。経験豊富なベテランと若手が情報を共有しながら業務を進め、提案力や課題解決力を高めている。
カーシェアリングサービス導入
駐車場事業の三井のリパークは、土地オーナーに不動産の有効活用の一つの選択肢として駐車場を提案、日本全国で25万台を超える運営管理実績で、年々成長を続ける。利用者に優しい駐車場を目指して、中四国管内で約900カ所の事業地を運営。21年秋からは会員制のカーシェアリングサービス「カレコ」を三井のリパーク内でスタート。24時間いつでもインターネットで簡単に予約でき、マツダのロードスターやトヨタのアルファードなど幅広い車種ラインアップが好評を得ている。広島市内で約40台を配備し、今後も増車の予定。
5日連続休暇制度も
地域貢献活動にも積極的に取り組む。サンフレッチェ広島と連携し、子供対象のサッカーイベントを開くほか、広島交響楽団やひろしま美術館に協賛する。22年3月からは安佐動物公園(安佐北区)内にある小動物とのふれあいゾーン「ぴーちくパーク」の命名権を取得し、愛称を「三井のリハウス ぴーちくパーク」とした。広島や岡山の出身者が多く、地元愛が強い社員が多い。
ワークライフバランス支援や福利厚生の充実も進める。勤務年数5年ごとに連続5日間の有給休暇を取得できるリフレッシュ休暇をはじめ、自己啓発や趣味などプライベートな事柄を含めて費用補助する「カフェテリアプラン」などの制度をそろえ働く意欲の増進につなげている。また、宅地建物取引士の資格取得を支援しており、法令は組織の5人に1人が取得しておけばよいが、同社では全社員が取得を目指し、サービスの質的向上につなげている。
会社概要
三井不動産リアルティ中国株式会社
本 社:広島市中区中町9-12 中町三井ビルディング6F
設 立:1992年11月11日
資 本 金:1億円
売 上 高:53億3000万円(2022年3月期)
従業員数:176人(2022年4月1日時点)
事業内容:不動産仲介事業、駐車場事業、販売受託事業、賃貸事業、その他保険代理店業務など
T E L:082-242-3005
U R L:https://www.mf-realty.jp/index.html
※2022年8月当時の情報です。