【新動画公開中!】欧米の基準をクリア
安全靴を世界標準に
株式会社ノサックス
100周年向け業容拡大
「安全靴を世界標準に」をモットーに、建設現場や製造工場などに安全靴を提供するノサックス。2024年の創業100周年に向けて業容拡大を目指しており、21年10月付で広島オフィスを中区紙屋町1―1―17の7階に開設。東広島市の本社から営業部門を移した。
もともと、南区段原で「野口護謨製造所」として1924年に創業し、高度経済成長期に独自ブランドの革付きビニール作業靴「キングクラウン」を開発し成長してきた。創業の地である広島市に拠点を構えることで、地元企業とのつながりを強化する。野口隆志常務は、「2年後の100周年の節目に原点回帰で、広島市内への本社機能の移転も視野に入れています。新規採用を積極的に行い、業容拡大を目指します」と語る。今後、組織の若返りも図り、さらなる成長を図る。
近年は、国内に加え欧米の安全基準もクリア。耐衝撃性能はJIS規格の3倍の200ジュール、耐滑性能も国内基準で最高の「区分5」など、国内最高の安全性能として、トヨタ自動車でも採用。こうした安全性の高い製品を製造業の多い広島でも提供していく。
「広島でモノづくりを追求し、あらゆる産業で働く方の足元を、安全・快適にしていきます。世界基準の安全靴を国内でメジャーにしたい」
さらに、製造業や建設業向けだけではなく、ビルメンテナンスや整備業向けの新しい製品も企画。最近は制服やヘルメットに加え、靴にもロゴを入れる動きが広まっており、社名ロゴ入り製品を提案し、採用が増えているという。また、流行のデザインを取り入れるなど、サービス業でも履きやすい製品も開発し、各社の要望に合わせた特注品に対応。
「ひとくちに安全靴と言っても、それぞれの職場にそれぞれの特徴があります。私たちの安全靴は、これまでの歴史の中で、日本中のさまざまな現場を歩き、研究を重ねて作り上げてきたものばかりです。頑強さと耐熱性が要求されるアスファルト舗装、 安全性を確保しつつ軽さと柔軟性が要求される高所作業など、あらゆる現場で働く方に、より安全で快適ないわばオーダーメイドのような安全靴を届けたい」
会社概要
株式会社ノサックス
本 社:東広島市田口研究団地6-40
設 立:1951年1月(1924年5月)
資 本 金:3000万円
売 上 高:8億9000万円
従業員数:14人
事業内容:安全靴の製造企画・販売、安全衛生保護具の販売
T E L:082-425-3241
U R L:http://www.nosacks.co.jp/
※2022年8月当時の情報です。