欧米の安全基準クリア
ビルメン業向け安全靴も製造

株式会社ノサックス

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日本の安全靴の常識を変える

 1924年に「野口護謨製造所」として広島市南区段原で創業し、高度経済成長期に独自ブランドの革付きビニール作業靴「キングクラウン」を開発し成長してきた。現在、このシリーズにさらに磨きをかけ、欧州や米国の高い安全基準を満たしながらも、日本人の足に合った安全靴を製造。日本の製造現場の安全を足元から底上げする役割を担っている。同シリーズの安全靴の耐衝撃性能はJIS規格の3倍の200ジュール、耐滑性能も国内基準で最高の「区分5」など、国内最高の安全性能となっており、トヨタ自動車でも採用されている。野口恒裕社長は、「時代が変わり、労働安全を取り巻く状況も大きく変わっています。現場で声を聞きながら、そして時代の要請を理解しながら、これからも働くみなさまのニーズに合った最適な快適さと安全を追求したい」

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 最近は、こうした高い安全基準を満たした安全靴をビルメンテナンスや整備業向けへも販売。従来の製造・建設業向けだけではなく、安全教育が徹底しづらい現場向けに働く環境整備の一環として利用を促す。

 例えばビルメン業界向け「GKセーフティー(シルバー)」はひもとマジックテープの2種を用意。メッシュ生地で軽量な上、高い通気性を持ち、包み込むような履き心地がある。夜でも安全に作業できるよう反射材付き。関東などのビルメン業界では従業員の疲労軽減で安全靴が広く活用されており、広島でも普及させたいという。そして、整備業向けでは車販・車検のサコダ車輌の特注品=写真下=を製造。同シリーズは欧州の安全基準をクリアし、耐滑・耐電に優れている。今後、ユニホーム製造会社などとタッグを組み、各社のオリジナル製品の開発に力を入れる。

 「ひとくちに安全靴と言っても、それぞれの職場にそれぞれの特徴があります。私たちの安全靴は、これまでの歴史の中で、日本中のさまざまな現場を歩き、研究を重ねて作り上げてきたものばかりです。頑強さと耐熱性が要求されるアスファルト舗装、安全性を確保しつつ軽さと柔軟性が要求される高所作業など、あらゆる現場で働く方に、より安全で快適ないわばオーダーメイドのような安全靴を届けたい」

会社概要

株式会社ノサックス
本  社:東広島市田口研究団地6-40
設  立:1951年1月(1924年5月)
資 本 金:3000万円
売 上 高:8億6400万円
従業員数:16人
事業内容:安全靴の製造企画・販売、安全衛生保護具の販売
T E L:082-425-3241
U R L:http://www.nosacks.co.jp/

※2021年8月当時の情報です。