想いとアイデアをカタチにする
「インサツビト」プロジェクト開始

株式会社中本本店

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 1919(大正8)年に創業し、業歴100年を超える。印刷事業を核としながら多様化する顧客のニーズに対応するために、WEB、SNS、動画などの多様なメディアを駆使した訴求力を強みとする。顧客の想いや実現したいことをカタチにするためにクリエイティブ力の向上を追求し、広島広告企画制作賞で金賞・銀賞を複数回受賞するなど高い評価を受ける。原点である印刷のブランディングを図り、2021年から人、場所、機械をそろえた三位一体の新サービス「インサツビト」をスタート。
 全国のクリエイターをターゲットに、製版や印刷技能士など国家資格を持った〝印刷のプロ〟のスタッフと直接対話できる場を設け、アイデアやイメージの表現を支援する。本社1階を改装し、最新鋭のデジタルオフセット印刷機「インディゴ7K」を導入。その場で相談や確認作業、色調整ができる。従来のオフセット、オンデマンド印刷と併せ、最適な印刷方法やインキ、紙を提案していく。会員登録無料の専用サイ(https://insatsubito.jp/)を開設し、1枚から特殊なインキと紙を試せるテストプリントサービスなども提供する。今後はセミナーやワークショップなど出会える場としてさまざまな発信をしていく。 

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「人」づくりへ注力人と人、社会を結ぶ

 広島県印刷工業組合の理事長を務める中本俊之社長(4代目)は自社の歴史を振り返り、「1945年の原爆投下で、爆心地から約500㍍にあった工場が全て焼失し、従業員も亡くなりました。創業者は従業員を守りたい一心で、環境の変化に対応するために自前の技術とサービスを磨き、健全経営の実現を目標に会社を発展させたと聞いています。私も『従業員とその家族を守る』を目標に掲げ、創業者の想いをつないでいます。また、地域や多くの人々に支えられ、復興と共に歩んできました。当社が最も大切にしてきたことは『人』、次の100年に向け、『人』づくりが私の使命です」と話す。
 働きやすい環境の整備や人材育成に注力。県働き方改革実践企業認定を受けており、平準化と多能工化などで業務負担や残業時間を削減。人事評価制度では求める人物像、評価基準を明確化し、自ら目標設定して行動を振り返ることで成長につなげる。中本社長は「印刷産業は情報コミュニケーション産業。当社の原点である『高い技術力で良い品質を守り抜きたい』、『誠実に人々の想いを正しく伝えたい』という創業者の精神を継承し、魅力と存在価値を高めて次代につなげたい」という。
 SDGs(持続可能な開発目標)の視点で、地域や社会への貢献など「見えない価値」に向き合った事業も積極化。同社が取材、執筆から発刊・発送まで行う食材付き情報誌「ひろしま食べる通信」では生産者を特集し、その食材を誌面と一緒に読者へ届け、生産者と消費者をつなげている。広島の子どもたちを応援するぬりえ冊子「ぬりえーる」を幼稚園・保育園児に無料配布しているほか、思いやりの心を世界に広げるための「折り鶴」関連商品を障がい者や高齢者の協力を得て製作し、販売している。中本社長は「『人と人』、『人と社会』をより密接に結びつけ、多くの人々に知識や感動・喜びを伝えていきたい」と語った。

会社概要

株式会社中本本店
本  社:広島市中区東白島町13-15
設  立:1919年12月1日
資 本 金:4500万円
売 上 高:12億1452万円(2020年10月期)
従業員数:91人
事業内容:企画・デザイン・印刷・WEBサイト制作等
T E L:082-221-9181
U R L:https://www.nakamotohonten.co.jp

※2021年8月当時の情報です。