優勝で売り上げ10年前から3倍に
日本一で昨季以上の経済波及効果を期待

株式会社広島東洋カープ

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 カープが球団初のセ・リーグ3連覇を成し遂げ、地元への大きな経済波及効果が期待されています。中国電力エネルギア総合研究所によると昨季の優勝による経済効果は350億円と試算されており、果たして今季終了後にどんな数字をはじき出すのでしょうか。街中を歩くと飲食、物販のセール、観戦客の交通や宿泊費などと、すでに多くのお金が広島に落ちていることが実感できます。

 特にグッズ販売には目を見張るものがあり、販売額はこの数年で50億円超に伸長しました。話題をさらった試合の名シーンを題材とするTシャツなどで、ファンの心をキャッチ。カープ坊やに他のキャラクターのトレードマークを持たせるなど、コラボしやすいこともあり、爆発的にグッズが増加。よくある応援グッズだけではなく、さまざまな生活用品や雑貨、小物にジャンルが広がるとともに、商店街の懸垂幕や広島電鉄の優勝記念花電車(写真)など、街中がカープ一色に染められています。日本一になると、昨季を大きく上回る経済波及効果が生まれることは間違いないでしょう。

 

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 カープ主催試合の入場者数は223万2100人(1試合平均3万1001人)と最多更新が続き、球団の業績もうなぎ上り。球団の売上高は17年12月期に6期連続増の188億円を計上。10年前と比べて、何と約3倍になっています。純利益も2年連続で10億円を超えました。広島の街全体でカープ関連のお金が回り、商店街や各種店舗、ホテルに加え、球団ももうかる。資金的な余裕があれば球団は選手育成や練習設備などに投資でき、強いカープを維持できる。良いことずくめですね。

 

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