組織を強くする「リスキリング」
~人材育成こそが企業の使命 リスキリングで新たな領域に挑戦~
◆◇◆ 株式会社八天堂 (広島県リスキリング推進宣言企業) ◆◇◆
近年、ビジネスで耳にすることが増えた「リスキリング」。これは企業が経営戦略に基づき、新たな業務に必要なスキルや知識の習得を社員に促すことを指す。広島県は、デジタル人材の育成や経済成長を目指し、リスキリングに積極的な企業の支援事業を展開している。今回は、人材育成を通して事業拡大を進める八天堂の森光孝雅社長に、自社の取り組みなどを聞いた。
リスキリングに取り組み始めたきっかけは。
株式会社八天堂/代表取締役社長 森光孝雅氏
具体的な取り組み内容は。
株式会社八天堂/人事部 部長 前田昌巳氏
平均年齢が35.8歳と若手が活躍する一方で、40歳前後の中堅層が薄いという実態もある。そこを即戦力人材の採用で補いながら、未来を担う若手社員を絶えず育成していくことが不可欠だろう。
どのようなメリットがありますか。
まずは人材の定着。育てた社員を失うのは中小企業には大打撃なので、育成を通じて働く目的を明示し、仕事にやりがいを感じてもらいたいと考えている。個々の働く意欲が上がって組織全体の魅力が高まるほか、新たなアイデアが生まれやすくなるなどのさまざまな効果が生まれている。
これからのビジョンを教えてください。
取材日:2022年9月
会社概要
株式会社八天堂
所在地:三原市宮浦3-31-7
URL:https://hattendo.jp/
業務内容:事業内容 :食品の製造・販売
社 員 数:185人
情報提供:広島県 産業人材課(TEL:082-513-3414)
広島県は人材育成に取り組む企業に向け「リスキリング推進宣言制度」の活用を呼びかけるほか、DXを推進するため「ITパスポート取得支援補助金制度」を公募している。