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コロナで訪日客が過去最小に
需要喚起へ、国や県の支援策が鍵

東京五輪や大阪万博を控え、国内のインバウンド旅行者数は2019年に3188万人、消費額4・8兆円と、共に過去最高を記録。広島市を訪れたインバウンドは18年に178万2000人と7年連続で増えた。インバウンド向けの街中サイクリングや宮島での和文化体験などのコト消費が人気を集め、異業種の観光事業参入などが活発化していた。しかし、新型コロナで状況は一変。20年4月の広島への観光客は6~9割減少。日本政府観光局によると5月のインバウンドは99・9%減の1700人と過去最小に。
 コロナという突発的要因を除けば、外国人から見た観光地としての広島の魅力は高い。収束後に再びインバウンドを取り込むためにも受け入れ体制が必要となり、外国人に人気の一棟・一室をまるごと貸し出す「バケーションレンタル」が相次ぎ開設された。19年秋から庄原市に「せとうち古民家ステイズHiroshima」のブランドで古民家宿が3棟、20年4月には広島市内に「bHOTEL平和大通り」がオープン。コロナ禍でも、県内の家族連れ利用などの需要があったという。今後、国や県の旅行促進策に期待が掛かる