自動車・部品
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マツダとトヨタの米国アラバマ工場が稼働へ
デルタ工業・東洋シートやワイテック・
キーレックスなども米に新工場
マツダの2021年3月期連結 決算は売上高が前期比16%減の2兆8820億円、営業利益は 79 ・ 8%減の88億2000万円に。20年度のグローバル販売台数は前期 比9%減の128万7000台。 新型コロナや半導体不足が響いた。初の量産電気自動車MX― 30 を21年1月に国内で発売。トヨタ と折半出資し開設する米国アラバ マ工場は 21 年内の稼働を予定。
部品メーカーの米国展開も積極化している。ダイキョーニシカワ、ヒロテックが米国に新工場を開設。デルタ工業と東洋シートはトヨタ紡織とシートを現地で共同生産する。ワイテックとキーレックスは豊田鉄工とボディ、シャシー部品の工場を構えた。自動車ミラーの石﨑本店も米国に拠点を 設置した。
ベンダ工業はハイブリッド車の金属部品製造を始め、呉市苗代の本社工場にラインを設置。研究開発拠点も21年内に完成予定。マイクロテクノはベトナムの工場を移転し、2・5倍に拡充。クマダは福岡県の九州工場のプレスライン増設、倉庫棟新設を計画している。西川ゴム工業は20年11 月、本郷産業団地の新工場計画の撤回を表明した。
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マツダ