新世代商品元年スタート
第1弾「マツダ3」国内発売

マツダ株式会社

動画をリクエストする

 マツダは2019年を「新世代商品元年」に位置付け、新型車を相次ぎ投入する。国内では5月にアクセラの後継車種で第1弾の「マツダ3」を発売。セダンとハッチバックの2タイプで計35万台の世界販売を目指す。SUV(スポーツタイプ多目的車)「CXー30」も年内に発売予定。
 マツダ3は走り、静粛性、環境性能、質感など、同社の先進技術を注ぎ込んだ。ガソリン、ディーゼルエンジンに加え、補助モーターを使うマイルドハイブリッドも備える。10月に世界初の圧縮着火技術エンジンの搭載モデルも発売。「人間中心の開発哲学」によって、人間が歩き、走るときと同じように運転時の体のバランスを保つ新構造などを採用した。ボディパネルとマットの間にスペースを設けた二重壁構造も初採用し、遮音性能を高めた。アクセラの最上位クラスと比べて、圧縮着火技術エンジンの搭載モデルだと60万円以上高くなるが、エントリーモデルの価格はあまり上げず、エンジンの種類を増やすことでセダン購入層から高級志向層まで取り込む狙い。
 運転手の居眠りや脇見を検知・警報してブレーキ警告と協調制御する仕組みをはじめ、側方の死角からの接近車両の検知、渋滞時のステアリング操作アシスト付き自動追従の3つのシステムを新たに開発・搭載した。また、車載通信機で同社サーバーとデータ通信を行い、24時間体制でカーライフを支援する。エアバッグ作動時やSOSボタンが押された場合、オペレーターが運転手に代わって救急・警察を手配。故障時はアドバイスコールを行う。救急自動通報システム「D―Call Net」にも初めて対応。全国の消防本部と協力病院に通報してドクターヘリ・カーの早期出動判断、救命率向上につなげる。ロードサービスの手配、地図データの更新機能などもある。スマホのアプリ「マイ マツダ」と連動させ、車両の停車場所やメンテナンス情報などを表示するほか、施錠忘れやハザードランプの消し忘れを通知し、遠隔操作で対応できる。
  • 写真1
  • 写真2
  • 写真3
  • 写真4
  • 写真5
  • 写真1
  • 写真2
  • 写真3
  • 写真4
  • 写真5

新中期経営方針を策定
顧客との絆づくり

 25年3月期までの6年間の新中期経営方針を策定し、最終年度には19年3月期の売上高から26%増の4兆5000億円を掲げる。世界販売台数の目標は180万台(19年3月期から約15%増)。エンジンを縦置きする直列6気筒エンジンやロータリーエンジンを活用した電気自動車などの開発に積極投資する。
 「人と共に創る」独自性を重視し、新世代商品の市場投入をはじめ、ブランディング強化などに取り組む。デミオをマツダ2、アテンザをマツダ6に改称するなど、ネーミングを統一。発売から30周年を迎え、多くのファンに親しまれるロードスターの名称は残す。国内の販売店全923店のうち、19年6月1日現在で18%に当たる169店を新世代店舗にリニューアル。7月には子会社の関東マツダ本社を東京での情報発信の旗艦店としてリニューアルするなど、首都圏のネットワークを整備した。店舗のバックヤード業務を働き方改革で効率化し、充実した接客や研修の時間を確保する。ヴ  同社は20年に設立100周年を迎える。丸本明社長は、
「人と人とのつながりを重視した誠実な〝顧客体験〟を通じ、マツダ車を保有する価値を感じ続けていただきたい。お客さまと世界一強い絆で結ばれたブランドを目指します」

会社概要

マツダ株式会社
本  社:安芸郡府中町新地3-1
設  立:1920年1月
資本金:2840億円
売上高:3兆5646億円(2019年3月期連結)
従業員数:4万9998人(連結)
事業内容:乗用車・トラックの製造、販売など
T E L:082-282-1111
U R L:http://www.mazda.co.jp

※2019年8月当時の情報です。