無印の家FC事業が好調
平屋仕様の新商品も発売

株式会社桑原組

 総合解体工事業の桑原組(西区己斐本町、桑原明夫社長)は、新分野の戸建て住宅「無印良品の家」事業が好調だ。2016年にFC加盟し17年4月の販売開始以来、18年度は全国加盟26社のうち4位の実績で、19年上半期(6月まで)も全国4位で推移。9月からシリーズ第4弾となる、初の平屋建て「陽の家」の販売を始めた。少子高齢化などの影響で「平屋」仕様のニーズが年々高まり、シニア層など新たなターゲット向けに開発。既存タイプと合わせ年間20棟の完工を目指す。

 陽の家は敷地148平方㍍以上で、1~2LDKの間取りを想定。室内と庭がフラットでつながる全開口サッシ、木質感を生かしたインテリアやエクステリアデザインを採用。シンプルで解放感があり、自由度の高い設計仕様で屋外も居住空間のように楽しめる。西区観音新町のモデルハウスを担う無印良品の家広島西店の来場者アンケートでも平屋の要望が多くあったという。従来のシリーズ「木の家」、「窓の家」、「縦の家」は主に20代後半~30代が主力だが、陽の家は多様な暮らし方に対応できる家屋として、シニア層や郊外にセカンドハウスを持ちたい層の需要を掘り起こす。12月に家づくりキャンペーンを実施。

 無印の家は、生活雑貨店・無印良品を展開する良品計画(東京)子会社が立ち上げた家造り事業。桑原組はFC規約で定める、設計や施工など専属5人の提案~施工~管理の一貫体制で運営。加盟店のほぼ8割は工務店などが占めるが、同社は県内中心に山口県をエリアに既に27棟の実績を挙げている。業歴60年以上の解体工事業を軸に展開する不動産活用を見据えた〝ワンストップ土地更地化〟事業の推進~発展を担う事業に位置付け、向こう3年で売り上げ30億円を計画。19年11月期売上高は大型案件や無印の家事業が貢献し、過去最高を更新する前期比13%増の26億円を見込む。