街づくりに存在価値を発揮
4事業領域を循環させ成長軌道に

テラスホールディングス株式会社

動画をリクエストする

  • テラスホールディングス株式会社
  • テラスホールディングス株式会社
  • テラスホールディングス株式会社
  • テラスホールディングス株式会社

〝人と街の歴史を未来につなげる街づくり〟を事業推進の原動力に、企業価値を高めている。祖業の建物解体工事で、生まれ変わる街のスタートラインを整備。「再生」~「創造」~「暮らし」~「集う」の4事業領域を循環させるビジネスモデルを構築し、成長軌道に乗せる。

唯一無二の存在を目指す

 戦後広島の復興とともに業歴を重ね、解体実績は1万棟以上。70年余りにわたり培った施工技術と、差別化を図る独自工法「Kビームデッキ工法」(商標登録済)が強みだ。従来の階上解体では大型重機の荷重に使用が制限されるが、同工法は建物の梁(はり)から梁まで架けた鉄骨上で作動しスラブ(床)に直接、荷重をかけないことで大型重機の施工を可能にした。市街地や狭小地、高層の建物解体に威力を発揮。工期を短縮、コストも削減。予期せぬ飛散事故を無くそうと「ケージシステム」も採用し、安全性向上に努める。
 こうした施工品質を磨くとともに、革新をもたらす最新技術の導入も積極化。BIM(3DCAD)活用による設計や施工イメージで解体工事の提案力も高めるほか、産業廃棄物の中間処理施設「湯来リサイクルパーク」で2026年中に重機の遠隔操作を構想。
 桑原社長は、「安全性や精度、操作性などを精査した上で、将来的には解体の利用も視野に入れている。現場経験が問われる業種だが、時代の変化を捉え、可能性にチャレンジしていく」と先を見据える。

4つの事業領域

 中四国最大のオフィス・商業集積地の紙屋町・八丁堀地区をはじめ再開発が進む広島市内の主要建物の解体を数多く手がけてきた。難易度の高い工事に定評があり、元請けも年々増加。土壌汚染やアスベストなどの環境リスク対策~不動産活用の一貫体制を敷く「ワンストップ土地更地化サービス」(商標登録済)確立を起点に不動産の価値を高め、街づくりへの足掛かりをつかんだ。
 解体や環境関連、原状回復などの「再生」、リノベーションや家づくりなどの「創造」、飲食や賃貸事業、空き家管理などの「暮らし」、U・Ⅰターン支援やイベントなどの「集う」を循環させ、今ない〝当たり前〟をつくる独自の価値を追求。事業領域を広げたことで人材の流動性が生まれ、適材適所で潜在能力が引き出される土壌も醸成している。

実績つなぐ

 広島駅最寄りの広島JPビルディングに23年秋開業したフードホール「グランゲート広島」は自社で企画・設計、内装も仕上げた。これが評価され、ミナモア内の人気カフェなどの店舗を施工。首都圏中心に展開するフィルム工事を契機に内装も手掛け、大手不動産300棟以上をはじめ都内は高級ホテルなどのほかシンボリックな高層ビルも300棟以上に上る。

自らを成長させる

 水辺空間のにぎわい創出業務「Rivace」は広島市などの委託を受け、駅前〝川の駅〟エリアや南口地下広場でイベントを開き、人が集う。「若手を起用して企画から運営を任せている。失敗を恐れず自分で考え、行動を起こす自主性を育んでいきたい。小さな成功体験や達成感の積み重ねが、一歩を踏み出す自信や意欲につながる」と桑原社長。
 テラスHDは自ら機会を創り出し、その機会によって自らを成長させよ―を理念とする。きら星のごとく事業会社が輝く未来を見据える。



会社概要

テラスホールディングス株式会社
設  立:2022年9月16日
資 本 金:1億円
売 上 高:28億円(2025年11月期)
従業員数:75人
事業内容:総合建物解体工事、環境リスク対策工事、無印良品の家販売、建築、不動産売買・仲介・開発、リノベーション、空き家再生、飲食
T E L:082-507-2244
U R L:https://www.terrace-hd.co.jp/
※2026年9月当時の情報です。