諦めない心が未来を創る!
採択3社が起業の背景や事業の進捗を発表
ひろしまユニコーン10プロジェクト

広島からユニコーン企業に匹敵する企業を10年で10社創出する「ユニコーン10」。ひろしま企業図鑑でも注目するこのプロジェクトの最新情報をご紹介します。
本年度の「ひろしまユニコーン10」も3月の成果発表会を残すのみとなり、採択企業各社の取り組みが進められています。
こうした成果を広く発信し、認知度向上、販路の拡大、資金調達の推進などにつなげてもらうことを目的に、採択企業3社が登壇する「トークセッション収録イベント」を「ポートクラウド」で開きました。トークセッション形式での収録イベントは初めての試みとなります。この日の様子をYouTubeでも配信予定です。
収録イベントの第1回目となった今回は、下記の3人に登壇してもらいました。
・株式会社TD Holdings 執行役員CDO 越智 稔 さん
・EyeVita 代表 水野 優 さん
・株式会社Medlarks 代表取締役 松浦 康之 さん
まず各社が10分間で熱意あふれるピッチを行い、その後、広島経済レポートの梶原恭平さんが進行役となり、3人のトークセッションを実施。事業に込めた思いや挑戦の背景などを深掘りしました。
最初の10分ピッチに登壇したのは、TD Holdings 執行役員CDO 越智 稔さん。
越智さん 当社は中小ものづくり企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する事業「FRICS Fab(フリックスファブ)」を展開しています。対象となる国内の製造業の会社数は66万社あり、その99%以上を占める中小企業は人材不足や生産性向上、技術継承などに課題を抱えています。DXがその解決策の一つとなりますが、多くの企業は何をすればいいか分からない状態にあります。
FRICS Fabは、DX導入を一から伴走支援する「DX基盤構築サービス」と、ノーコードアプリを活用した「生産性向上アプリ」の2つのサービスで構成します。低コストかつ現場に寄り添ったかたちで企業のデジタル化を支援し、… 続きを読む »
「広島からユニコーン企業に匹敵するような企業価値が高く急成長する企業を10年で10社創出する」ことを目標とし、2022年から開始したプロジェクトです。
本プロジェクトは、世界に羽ばたき大きく成長することを志す有望なスタートアップ企業等の存在が地域の産業に刺激を与え、次なる挑戦への着火剤となるとともに、県内既存産業とも相互に刺激しあうことによって、しなやかな産業構造の形成、さらには広島に「新しいことに挑戦しやすい環境」「挑戦することが当たり前の土壌・文化」が生まれることを目的としています。
◆ ユニコーン10 公式サイト
https://note.com/hiroshima_u10
◆ 「ひろしまユニコーン10」STARTUP ACCELERATION 2024
https://hiroshima-unicorn10.jp/startup-acceleration-2024