世代や国境を越え、果敢に挑戦
地域の困りごとを一つずつ解決
キャレオスホールディングス株式会社
行動力と実践力が強み
「人を思いやる」を合言葉に、①シニア、②ジュニア、③国際、④コンサルティング、⑤地域共創の領域で成長を続けるキャレオスホールディングス。世代や国境を越え、解決が急がれる社会課題に果敢に挑み、新たなビジネスモデルを構築してきた。社名は「CARE FOR OTHERS」を基にした造語で、思いやりの輪、人と人とのつながり、細やかな心遣い、支え合う喜びを多くの人に届けるという思いを込めた。
総合福祉事業の展開加速
2002年に福祉事業に参入。現在は介護福祉サービス「ゆうゆう」を18拠点48事業所、放課後等デイサービスと児童発達支援の「夢門塾」を5県40教室、放課後児童クラブの受託運営を42教室、保育園15園、訪問鍼灸マッサージ、就労継続支援、自立訓練・就労移行支援、福祉用具レンタル・販売、住宅改修を運営する。藤井社長は「地域の皆さまの困りごとを一つ一つ解決していくことにやりがいを感じています。出発点の介護事業は少子高齢化が進む中、今後極めて重要になると判断。同事業を起点に次の課題を見つけ、26年に高齢者向けサポート住宅『リーブルホーム』を開始。どこよりも早く、とにかく実践してみる、その行動力が当社の強みだと自負しています」と話す。
インドネシアに日本語学校・職業訓練校
インドネシア・バリ島などで全寮制の日本語学校・職業訓練校「フジアカデミー」を8校運営。日本で働きたい現地の看護大・専門学校卒業生を入学金・受講料無料で受け入れ、半年間の教育を行う。育成分野は介護以外にも広がり、生徒約1600人のうち半数以上が介護を、約700人が食品製造や建築などを学ぶ。年内に10校体制を目指す。
国内で深刻化する介護人材の不足に対応し、インドネシアの豊富な労働力を活用するため、外務省が19年に創設した在留資格「特定技能」の取得に向けた研修に加え、日本語と介護教育、入国手続きなどを一貫支援。24年2月にはインドネシア保健省などと4者間で、日本とインドネシアとの医療・介護分野での人的連携強化に関する基本合意書を締結。現在は国立看護大学と提携し、日本向けの人材紹介窓口を担う。国際人材紹介の資格も取得し、シンガポールやドイツなどへの紹介も構想する。また、インドネシア国内ではホームケア事業を開始。日本で習得した技術・キャリアの循環を図る。
統合力と経営実行力が強み
20年代に入り、同HDは「理念と現場力の共鳴」を方針に積極的なM&A戦略を展開。22年には保育園9園を承継したほか、関東で3園を運営する企業を25年にグループ化。26年春には岡山市南区で公立保育園の建て替えを引き受け、定員100人の園を開設。数字だけでなく〝人〟の価値や施設の想いを重視し、統合後も現場で働く人々の力を最大限に生かせる環境づくりに注力する。2026年4月期のグループ売上高は前期比25・2%増の74億1290万円で過去最高。従業員数も1616人と1年で300人超増えた。26年5月に東京事務所を本社に格上げ。「地域の課題を、共に解決する仲間を増やす」を目標に、売上高100億円達成へ、地元広島と関東圏で発展を目指す。
会社概要
キャレオスホールディングス株式会社
本 社:福山市新市町戸手102-1
設 立:1984年5月
資 本 金:900万円
売 上 高:74億1290万円(2026年4月期、グループ計)
従業員数:1616人(2026年4月現在、グループ計)
事業内容:介護福祉事業、児童福祉事業、放課後児童健全育成事業、保育事業、障がい福祉事業、訪問鍼灸マッサージ、日本語学校、海外職業訓練校、外国人専門職業紹介エージェント、コンサルティング事業、不動産賃貸業・サブリース事業(グループ全体)
T E L:0847-54-2720
U R L:https://www.careoth.com/
※2026年9月当時の情報です。




