今3月期に売上550億円目指す
関東、関西に新拠点計画
シモハナ物流
食品物流で地場大手のシモハナ物流(安芸郡坂町横浜中央、下花実社長)は2022年3月期決算で前年比7・1%増の売上高498億6100万円を計上し、過去最高となった。今期は北陸進出となる物流拠点の稼働などで500億円の大台に乗せ、550億円を目指す。
コロナ禍発生の初年度だった21年3月期には社会情勢が不安定だったことから連続増収が26年でストップしていたが、継続的な増車(4月現在で1622台保有)と全国56拠点の広域物流ネットワークを構築してきたことが前期業績を引き上げた。ウィズコロナの中で受発注や荷動きの傾向をつかんでおり、25年3月期に掲げる売上高700億円は下方修正せずに推進する。今後は特にニーズの高い関東と関西の拠点を拡充する。関東では埼玉県の拠点追加などを予定し、関西でも管理しやすさを考慮して既存拠点の近くで検討。
4月稼働の北陸拠点は石川県能美郡川北町の敷地1万2770平方㍍に、延べ床1万2570平方㍍を新築。倉庫の半分は大手コンビニエンスストアチェーンの業務が決まっており、3PL(荷主の物流の包括受託)対応センターとしての機能を生かし、メーカー、卸など多様な顧客への拡大を目指す。
コロナ禍発生の初年度だった21年3月期には社会情勢が不安定だったことから連続増収が26年でストップしていたが、継続的な増車(4月現在で1622台保有)と全国56拠点の広域物流ネットワークを構築してきたことが前期業績を引き上げた。ウィズコロナの中で受発注や荷動きの傾向をつかんでおり、25年3月期に掲げる売上高700億円は下方修正せずに推進する。今後は特にニーズの高い関東と関西の拠点を拡充する。関東では埼玉県の拠点追加などを予定し、関西でも管理しやすさを考慮して既存拠点の近くで検討。
4月稼働の北陸拠点は石川県能美郡川北町の敷地1万2770平方㍍に、延べ床1万2570平方㍍を新築。倉庫の半分は大手コンビニエンスストアチェーンの業務が決まっており、3PL(荷主の物流の包括受託)対応センターとしての機能を生かし、メーカー、卸など多様な顧客への拡大を目指す。