わくわくする遊びで、
日本を、世界を、元気にする
大型遊具の国内トップメーカー

タカオ株式会社

動画をリクエストする

  • タカオ株式会社
  • タカオ株式会社
  • タカオ株式会社
  • タカオ株式会社
  • タカオ株式会社
  • タカオ株式会社

 わくわくドキドキする遊びの要素を盛り込んだ大型コンビネーション遊具を手掛ける国内トップメーカー。公共空間に設置されている一般的な遊具に加え、近年はテーマパークや動物園、アウトレットモールなど全国の商業施設でも同社の製品が多く採用されている。
 1955年10月に体育器具の製造会社として創業。時代の要請に応えながら多角化を図り、87年の「第3回都市公園等のコンクール」で赤穂海浜公園(兵庫)の大型帆船遊具が業界初の建設大臣賞を受けたことがきっかけとなり大型遊具のシェアを伸ばした。現在は全国に13カ所の営業所(本社含む)と30社の代理店を置き、製品の企画から設計、製造、販売、施工、保守点検までを一貫する。年に数千点を超える施工実績があり、子どもから大人まで多くの人が楽しく遊び、集える、憩いの空間を提供している。

遊びと感動のものづくり

「遊びと感動はものづくりの基本」という理念のもと、「安全で楽しい遊び」と「環境との共生」の実現を目指し、社員一丸で新しい社会価値の創造に取り組んでいる。製品はオーダーメードが多く、製作が難しい案件も多いというが、完成した遊具で多くの人が楽しむ姿を見るのが何よりのやりがいになるという。

海外メーカーと提携

 高い技術力ときめ細かいサービス体制が評価され、複数の海外トップメーカーから日本総代理店を任されている。06年に3大遊具メーカーのアメリカ・プレイワールド社、12年に室内遊具トップのアメリカ・プレイタイム社、18年テックボール社、21年プレイネティック社と業務提携し、独占販売契約を結んだ。

大型インクルーシブ遊具

 2023年5月にオープンした「山口宇部ふれあい公園」の遊具整備事業を受注。年齢や性別、身体能力などに関係なく誰もが楽しめるインクルーシブな大型遊具を納入した。幅約29×高さ約12㍍に、滑り台やブランコなど計56点(うちインクルーシブ遊具23点)を設置。大きな飛行機をシンボルに採り入れ、滑走路をイメージした通路を整備した。児童用、幼児用の二つのエリアから成り、ローラー滑り台やつかまり立ちできるウォールクライム、日陰付きの跳躍器具フロア、車いすに乗ったまま遊べるテーブル型の砂場、五感を使って遊べるパネル、歩行支持ウオークロードなどを盛り込み、連日多くの利用者でにぎわっている。

独創的な企画デザイン

 タカオの製品は、顧客からの依頼を受けて創造することが多く、企画、デザイン、設計チームが切磋琢磨して「まだどこにもない新しいもの」を生み出している。顧客から得た情報やニーズをもとに、徹底的に調査・分析を行い、ディスカッションを重ねて企画書にまとめていく。同時に製品のデザインも作成し、パースや図面に落とし込む。利用者の驚きや利便性はもちろん、顧客の希望と安全を第一に考えた設計・デザインを重視。そうした妥協のない現場から感動が生まれるという。社員一人一人のものづくりに対するエネルギーが活動の源泉となり、企業の成長を加速させている。



会社概要

タカオ株式会社
代 表 者:代表取締役社長 髙尾 典秀
本  社:福山市御幸町中津原1787-1
設  立:1966年12月(創業1955年10月)
資 本 金:8000万円
売 上 高:46億3900万円(2023年11月期)
従業員数:178人(2023年5月現在)
事業内容:屋外遊具、公園施設、都市空間施設の企画・デザイン・設計・製作・施工・販売・保守
T E L:084-955-1275
U R L:http://www.takao-world.co.jp/
※2024年9月当時の情報です。