新たなフィルム包装の開発で豊かな暮らしを支える
きめ細かなニーズにワンストップ対応

三共ポリエチレン株式会社

 食料品を中心に日用雑貨や医療関連など、幅広い分野の包装資材を手掛け、県内トップクラスの売り上げを誇る。デザインや企画力のほか、安全で衛生的な品質を追求し、バラエティーに富んだ包装資材を全国に提供する。スーパーなどで誰もが一度は目にしたことのある有名商品の包装パッケージを手掛けるなど、業界内での知名度も高い。
 創業は1956年(昭和31年)。初代社長の田中憲三氏が、当時主流だった紙や金属類、ガラスなどの包装資材に代わり、透明、簡易、軽量、衛生面などに優れた石油化学素材が普及するだろうといち早く察知し、ポリエチレンフィルムの製造を始めた。1963年(昭和38年)には、第二の柱として高機能を有する複合包装材に着目し、ラミネートフィルムの製造を開始。同時に、製品化までの一連の生産設備を整えた。以来、この二本を柱として社会に貢献している。

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付加価値のある商品開発

 製品は全て受注生産で、デザインの制作から製造販売までを一貫して担う。この体制は業界内でも珍しい。セールスエンジニアが顧客の意向を十分にくみ取り、デザインや素材、コストなどを提案。半世紀以上の歴史を積み重ねてきたノウハウを生かして、衛生面や保護性、作業性などきめ細やかなニーズにも対応する。それらが固まると社内で製版から印刷といった製造ラインへ流し、品質チェックを経て指定された場所へ納品する。現在、私達が生活で目にするほとんどの商品はプラスチックフィルムで包装されている。こちらでは特に、抗菌フィルムや鮮度保持フィルム、スタンド袋、チャック袋、トムソン加工袋などの付加価値の高い商品を製造販売している。

2025年に新工場を計画

 2025年に本社のラミネート工場の拡張移転を計画しており、向こう5年で売上高90億円を目指している。空気や湿気を遮断する機能に優れるラミネート製包材は、年々市場を広げるレトルト食品のほか、冷凍食品、水物、生鮮食品などの包装に適している。これまで広島事業所では事業拡大に伴って隣接地などに工場を増設してきたが、点在するラインを集約することでさらなる飛躍を狙う。新工場は約2万平方㍍規模を想定し、既存工場では困難だった24時間稼働なども計画。合わせて、主に食品用(お米、食パン等)の袋を製造している大阪事業所と農産物や肥料、医療関連向けの袋などを幅広く製造している九州事業所の既存設備の更新により需要増加に対応する。

働きがいのある職場

 「信頼と融和」が経営理念。社会的責務の大きな事業であることを認識し、企業活動を通じて社員一人ひとりが才能を豊かに伸ばし、思いやりと優しさを持った人間性を育む会社を目指している。機械設備の充実や食品資材を取り扱うために厳しい衛生管理を進めているが、それ以上に人材育成を大切に考え、社員の資格取得を推奨している。入社後は新入社員研修をはじめ社内外の研修に加え、業務に関連する展示会などの見学にも積極的に参加させて、個々の持つ能力を豊かに伸ばすとともに知見を広げ、より高い人間形成を育み社会に貢献できるよう若いエネルギーを応援していく。

会社概要

三共ポリエチレン株式会社
本  社: 廿日市市大東5-1
設  立: 1956年4月
資 本 金: 7500万円
売 上 高: 77億5000万円(2019年12月期)
従業員数: 263人(2019年11月現在)
事業内容: 各種ラミネート製品およびインフレーション製品の製造販売
T E L:0829-20-1303(代表)
U R L:https://www.sankyope.co.jp/

※2020年8月当時の情報です。