幅広い情報発信支援
障害者活躍の領域拡大
株式会社ニシキコネクト
地域になくてはならない企業へ
2027年6月に創業60年を迎える。祖業の印刷に加え、ウェブサイト制作や電子書籍など、クライアントの情報発信を幅広く支援。120以上の学校や行政などと継続して取引し、安定経営を続ける。情報発信で培ったデザイン力は、独自企画「安芸ん堂」の新商品開発や販売促進にも生かされ、折り鶴のアクセサリーやあぶらとり紙などをECサイトで販売。SDGsやエシカル消費に着目した商品などを継続して開発している。
活躍の場を広げる「幸福連携」
「健常者も障害者も互いを意識することなく、一緒にいるのが当たり前な会社をつくる」という信念の下、創業初期から障害者雇用や就労支援に取り組む。就労継続支援B型事業所1施設に加え、関連団体の(社)東広島自立支援センターあゆみで同A型事業所2施設とグループホーム「ライフサポートあおい」を運営。厚生労働省から障害者雇用優良中小事業主認定(もにす認定)を受けた。24年から、工業と福祉分野を連動させた工福連携に、幸福を掛け合わせた「幸福連携」を掲げる。工程が簡略化されたデジタル印刷機や、布製品に印刷ができるガーメントプリンターを導入し、障害があっても印刷作業ができる体制を構築した。B型事業所管理者の宮﨑慧氏は、「『やってみたい』をかなえることに障害の有無は関係無い。全ての人が幸福を感じられるように、今後も活躍の場を広げていく」と語る。
地域課題解決にも注力
25年にニシキプリントから社名変更し、「つながり」をテーマに地域との関係を深める。7月に東広島工場で地元の小学生向けにミニ四駆工作・レースのイベントを開催。子どもたちに夏休みの思い出づくりの場を提供するとともに、近隣の福祉事業と連携して共生理解を促した。
8月からは地元の農家から規格外や収穫過多の野菜を買い取り、定期便で個人宅へ配送する「広島のばあちゃんから届くハコ」を開始。ECサイト運営で培ったノウハウを生かし、全国の個人向けに展開している。既存の事業領域にとらわれず、地域になくてはならない企業を目指す。
会社概要
株式会社ニシキコネクト
本 社:広島市西区商工センター7-5-33
設 立:1967年6月1日(創業)
資 本 金:5000万円
売 上 高:4億5440万円(2025年12月期)
従業員数:34人
事業内容:印刷·製本、電子書籍·ホームページ作成、ウェブ全般、障害者就労支援
T E L:082-277-6954
U R L:http://www.nishiki-c.co.jp
※2026年9月当時の情報です。



