鳥取にグランピング施設
果樹園内で特色出し中国・近畿地方から集客へ

プローバグループ

 アミューズメント施設運営のプローバグループ(安佐南区相田、平本直樹CEO)は5月10日、鳥取県鳥取市広岡151の果樹園「広岡農場」内にグランピング施設「Moiそらやま」をオープンする。果樹園と連携し、くだもの狩り体験などを企画。初年度の年間来場者数2000人以上を見込む。
 グループで経営するペンション事業のノウハウを生かし、傘下のグロウ・アップ(鳥取県)が運営する。同農場16㌶の一部を活用。ドーム型テントとトレーラーハウス、プライベートガーデンを備えた250平方㍍の区画3カ所と、ドッグラン付き400平方㍍の区画2カ所を設けた。個別のたきび台のほか、ハウスは浴室、トイレを備えており、屋上から大自然の山々や、星空を満喫できるという。同市は環境省が行う全国星空継続観察で評価の高い場所に選ばれており、PRしていく。
 広岡農場はナシやカキ、ウメなどを栽培し年間70㌧を収穫。ワインや梅酒も生産する。今後は同農場と連携してナシ狩り体験などを計画。中国地方ほか、近畿地方からの来客を見込む。宿泊料金は250平方㍍区画が定員6人で1人1万4500円〜、400平方㍍区画が定員5人で1人1万6700円〜。食事は、鳥取県の和牛などを使ったバーベキューメニュー(朝食1000円、夕食7000円)を提供する。持ち込みも可能。