東広島市志和に2022年春
国内トップクラスの精米工場を新築移転

食協株式会社

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米穀・食品・燃料・水 総合力生かす

 食協は2022年の春に、志和流通センター(東広島市)に深川精米工場(安佐北区)を新築移転する。7階建て相当を建設し、2階を同流通センター(2階建延6400平方㍍)とつなげる。(株)サタケの精米プラントを建設し、生産計画支援システム、精米機自動制御システムなどの最新技術を取り入れた国内トップクラスの精米工場を実現する。流通センターの屋上に1868枚の太陽光発電パネルを設け、年間77万kwhを売電しており、精米工場屋上にも同パネルを設置する

 20年に創業70周年を迎えた。1950年に広島県内62の米穀小売業者により発足した広島食糧協同組合が前身で、全額出資をし、91年食協株式会社が設立され、主要事業を継承した。米穀事業、食品事業、燃料事業、グループ会社アクアクララ中国の宅配水事業などから成る。2021年に創業30周年を迎える。

 米穀は深川精米工場から、大手コンビニエンスストアのおにぎり、弁当の米を納入する。101項目の品質チェックをクリアした商品には、「安心・安全マーク」を貼付。16年にはHACCP(食品衛生管理の国際基準)を取得し、全国に280以上ある精米工場で、認定第1号となった。

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ブレンド技術「金のごはん」

 商品開発部門で新商品開発を行い、14年に「金のごはん」を発売。(一社)日本精米工業会の品質検定メンバーに選ばれた在籍の技術者が、ブレンド技術と蓄積したデータを生かし、4銘柄をブレンドし商品化した。金のごはんを炊いて無菌パックにした「和」も発売。サタケとJAとっとり西部とのコラボ商品「無洗米GABAライス」は米分野で日本初の機能性表示食品となった。

 食品事業は、小麦粉をはじめ、砂糖、食用油、卵、麺、雑穀、でんぷんなどを扱う。志和流通センターが1・7倍に拡張し、営業倉庫の認可を受けたことで、他社商品と合わせた納入もできるようになった。小麦や食用油は、袋の封切りが不要なローリー車による納入も行っている。

災害に強いLPガス

 燃料部門は、LPガス、灯油などを販売。LPガス充填基地、タクシーのオートガススタンドに加え、県内に4営業所を構える。広島県LPガス協会会長を務める武信社長は、「LPガスは災害時でもボンベにつなぐとすぐ復旧できる燃料です。災害に強いLPガスとして需要を拡大したい」と話す。16年の電力小売自由化後、電力販売の「アストモスでんき」の取り扱いも始めた。グループ会社・アクアクララ中国は、ウォーターサーバーによる宅配水事業を行う。極小フィルターでろ過し、不純物を取り除き純水に近く、モンドセレクション水部門で、8年連続「優秀品質最高金賞」を受賞した。

 企業マークは四つ葉のクローバーで、「愛情・健康・快適・安全」の4つのテーマを込める。米、食品、燃料、水の生活必需品の総合力を生かし、電気とLPガス、電気と水などの組み合わせで割引を行う。

 地域貢献では、アンジュヴィオレ広島のユニホームスポンサーのほか、「ママさんバレーボール大会」、「少年ソフトボール大会」を主催。田植え・稲刈り体験ツアーや、小学生対象の工場見学を行い、「子どもたちへの朝食提供」事業にも、金のごはんを無償提供している。

会社概要

食協株式会社
本  社:広島市南区松川町5-9
設  立:1991年8月
資 本 金:1億円
売 上 高:220億887万円(2020年3月期)
従業員数:165人
事業内容:米、食品、燃料の総合卸
T E L:082-264-1311
U R L:www.shokkyo.co.jp

※2021年8月当時の情報です。