東広島市志和に21年度中に
精米工場を新築移転

食協株式会社

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 食協は2021年度中に、志和流通センター(東広島市)に、深川精米工場(安佐北区)を新築移転する。7階建て相当を建設し、2階を同流通センター(2階建延6400平方㍍)とつなげる。サタケの精米プラントを設置し、生産計画支援システム、精米機自動制御システムなどの設備導入も行う。流通センターの屋上に1868枚の太陽光発電パネルを設け、年間77万kwhを売電しており、精米工場屋上にも同パネルを設置する。
 2020年に創業70周年を迎える。1950年に広島県内62の米穀小売業者によって発足した「広島食糧協同組合」をルーツに持ち、同組合が全額出資し91年に設立され、主要事業を継承した。米穀事業、食品事業、燃料事業、グループ会社アクアクララ中国による宅配水事業などから成る。
 米穀は深川精米工場から、大手コンビニエンスストアのおにぎり、弁当の米を納入する。101項目の品質チェックをクリアした商品には、「安心・安全マーク」を貼付。2016年にはHACCP(食品衛生管理の国際基準)を取得し、全国に280以上ある精米工場で認定第1号となった。

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ブレンド技術で「金のごはん」開発

 商品開発部門で新商品開発を行い、14年に「金のごはん」を発売。(社)日本精米工業会の品質検定メンバーに選ばれた技術者が在籍するブレンド技術と蓄積したデータを生かし、4銘柄をブレンドし商品化した。金のごはんを炊いて無菌パックにした「和」も発売。サタケとJAとっとり西部とのコラボ商品「無洗米GABAライス」は米分野で日本初の機能性表示食品となった。
 食品事業は、小麦粉をはじめ、砂糖、食用油、卵、麺、雑穀、でんぷんなどを扱う。志和流通センターが1・7倍に拡張し、営業倉庫の認可を受けたことで、他社商品と合わせた納入もできるようになった。小麦や食用油は、袋の封切りが不要なローリー車による納入も行っている。

災害に強いLPガス

 燃料部門は、LPガス、灯油などを販売。LPガス充填基地、タクシーのオートガススタンドに加え、県内に4営業所を構える。広島県LPガス協会会長を務める武信社長は、「LPガスは災害時でもボンベにつなぐとすぐ復旧できる燃料です。災害に強いLPガスとして需要を拡大したい」と話す。16年の電力小売自由化後、電力販売の「アストモスでんき」の取り扱いも始めた。グループ会社・アクアクララ中国は、ウォーターサーバーによる宅配水事業を行う。極小フィルターでろ過し、不純物を取り除き純水に近く、モンドセレクション水部門で、8年連続「優秀品質最高金賞」を受賞した。
 企業マークは四つ葉のクローバーで、「愛情・健康・快適・安全」の4つのテーマを込める。米、食品、燃料、水の生活必需品の総合力を生かし、電気とLPガス、電気と水などの組み合わせで割引を行う。
 地域貢献では、アンジュヴィオレ広島のユニホームスポンサーのほか、「ママさんバレーボール大会」、「少年ソフトボール大会」を主催。田植え・稲刈り体験ツアーや、小学生対象の工場見学を行い、「子どもたちへの朝食提供」事業にも、金のごはんを無償提供している。

会社概要

食協株式会社
本  社:広島市南区松川町5-9
設  立:1991年8月
資 本 金:1億円
売 上 高:224億741万円(2019年3月期)
従業員数:160人
事業内容:米、食品、燃料の総合卸
T E L:082-264-1311
U R L:www.shokkyo.co.jp

※2020年8月当時の情報です。