来年6月 海田支店を移転新築
五日市と府中も23〜24年に計画

広島市信用組合

海田店完成予想図

 広島市信用組合(山本明弘理事長)は4月25日、海田支店の新築移転工事を着工した。安芸郡海田町新町10-13に建設し12月完成、2023年6月オープンの予定。五日市支店は同年12月、府中支店は24年6月に移転新築オープンする計画。
 新しい海田支店は現在の店舗から北東に約200㍍で、敷地769平方㍍に2階建て延べ536平方㍍。1階にロビー、営業室、応接2室(6人用、4人用)、ATM3台、貸金庫、2階に24人収容の会議室、職員食堂、更衣室、倉庫などを設置。駐車台数は10台分。現在は支店長を含め10人体制で、2人の増員を予定する。新しい府中支店は、現在の店舗から北へ100㍍の安芸郡府中町鶴江1-25に2階建てを建設する。敷地590平方㍍の土地を購入しており、今後設計などを行う。
 6月20日に西区己斐本町2-12-12に移転新築オープンする己斐支店は3月8日以降、全店の支店長による事業性融資開拓のローラー作戦を計8回計画。支店長代理、一般職員による預金などの応援ローラーは開店までに計17回行う予定。己斐支店は今春の新入職員を2人配置して計12人に増員した。山本理事長は「18年に新規出店した広支店は預金265億円、貸出金380億円規模、20年に建て替えた駅前支店は預金315億円、貸出金375億円と伸び、新店舗効果で当信組をけん引している。己斐支店は預貸金共に200億円規模だが、22年度末に各230億円を目指す。この5〜6年で己斐支店を含め8支店の移転新設を完了し、その後の拠点新設も検討したい」と話している。