新型コロナ対策へ
自宅で過ごす子ども向け弁当

広島経済レポート

※写真はイメージ

 新型コロナウイルスの感染拡大防止策で小中学校・高校が一斉休校が始まって以降、市内の弁当各社は自宅で過ごす保護者や子ども向けに期間限定の特別メニューを発売。児童館などでの利用も受け付けるほか、学校の職員向け弁当の宅配も行っています。

 広島駅弁当(東区矢賀、中島和雄社長)は3月からの行楽シーズンに予定していた春のランチフェアのメニューを一部変更して、4月5日まで子ども用「MaMaサポート弁当」を販売、子どもの昼食に悩む保護者を支援します。内容はハンバーグ、メンチカツなど全5種類で1食500円。市内中心に配達し、3000円以上の注文で送料が無料になります。

 マーケティング支援などのハーストーリィプラス(中区本川町、佐藤緑社長)が運営する手作り弁当店「DELI KITCHEN」(西区田方2-34-9)は3月31日まで限定で、免疫力を上げる食材を取り入れた「子ども向け弁当」を販売。ショウガやみそなどの体を温める食材を調理に使い、魚または肉を主菜に、野菜のおかず2品、卵焼き、白米150g入りで1食600円。こちらも3000円以上の注文で配達が無料です。エリアは広島、廿日市市、安芸郡府中町。

 休校の影響で給食が中止となる中、事業所向け給食を販売するサンシャイングループのブロコロ紀元(安佐北区深川、田川幸雄社長)は3月から小学校の職員向け弁当の宅配を始めています。

 いずれも申し込み、問い合わせは各社のWebフォームから。