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交通機関

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Maasの導入広がる AIや情報技術で交通円滑化

  「MaaS」と呼ばれる新モビリティサービスが広島でも導入され始めた。情報通信技術で公共交通の情報を一元化。スマホで電車やバスなどの乗り継ぎを含めた経路検索、予約、決済などが一括でき、利便性が大きく高まる。
広島電鉄は2020年2月、AI活用型のオンデマンド交通などを手掛ける子会社を設立。交通空白地域で約10人乗りの予約制コミュニティーバスの運行を計画し、交通網を補完する。AIが予約者の送迎場所を分析し、最適なルートを判断する仕組み。都市型ハイヤー事業も行う。並行して、電車一日乗車券や一日乗車乗船券をスマホで手配し、決済するデジタルチケットを開始。
 庄原市や商議所、観光協会、備北交通などでつくる検討会は19年10~11月、帝釈峡行き観光ルートなどでAIデマンドバスを実験運行。移動が一元化されて使いやすいといった意見が挙がり、AIによる配車指示やルート最適化で人手不足にも手応えがあった。
 新型コロナを受けて公共交通車両内での密集が忌避される中、利用者がスマホで混雑具合や除菌状況を調べるなど、MaaSの発展的な活用を探る必要もありそうだ。