駅前大橋ルートをにぎわいの弾みに
「広島のワクワクを創造する」企業へ

広島電鉄株式会社

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ダイナミックな人財活用、一人ひとりの活躍促す

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 広島駅の新駅ビル2階に乗り入れる駅前大橋ルート(路面電車)が2025年8月に開業し、新駅ビルと相まって広島の玄関口の魅力がさらに高まった。JR改札口と屋内でフラットにつながり、天候に左右されず快適に移動できる。また市中心部へのアクセスは約4分短縮。にぎわい効果は紙屋町や八丁堀エリアにも波及している。26年3月の循環線(広電本社前から皆実町六丁目方面の内回り、紙屋町方面の外回りの2ルート)開業と併せて移動が一層便利になり、街の活性化が期待される。

広島のワクワクを創造する

 29年3月期までの3カ年の新中期経営計画をスタート。パーパス「広島のワクワクを創造する」のもと、サステナビリティ経営の推進と、長期経営戦略としてグループ経営体制の強化、28年度のRoE4・5%達成目標などの財務戦略、人財の育成強化、多様性推進などの人財戦略を掲げる。事業戦略ではサービスの安全・安心に向けて設備・車両に投資。関係機関との連携のもと電停の統廃合や新線計画の推進など、安全性・速達性の向上により電車を都市交通の中核として進化させる。バスの路線再編や共同事業化と併せて持続可能な地域公共交通モデルの確立を目指す。新たな収益機会獲得のため、グループの総合力を活かした観光需要の取り込みにも注力。全株式を取得したA&C(廿日市市)の宿泊事業に、航路や新規導入のクルーズ船による遊覧など、宮島エリアを中心とした移動と体験を組み合わせ、新たな価値づくりを図る。
 サービス開始2年を迎える乗車券システムMOBIRY DAYSは、26年7月には同じ読み取り機で交通系電子マネーと電子マネーWAONも使えるようになり、利便性が高まった。他にも電車連接車両でのワンマン運行の拡大やICTを活用した運行管理効率化などを進め、安全性・快適性を高め、いっそう選ばれる公共交通機関へ進化させる考えだ。

広島のまちづくりをリード

 地域との共創で広島のまちづくりをリードする。官民連携のまちづくり団体「広島都心会議」の中核メンバーとして多様な関係者と連携し、一体となって広島のまちの魅力向上や活性化、発展に取り組んでいる。
 このほか不動産事業では「ザ・マークスコート福山」(福山市)などの分譲マンション事業のほか、CRE戦略を定めて社有地や収益物件の戦略的な活用による収益基盤の強化も図る。また、36年度をめどにアストラムライン延伸が計画される西広島駅の南口西地区市街地再開発事業の特定業務代行者として、共同企業体に広電建設が参画。大型マンション、商業ビル計2棟、市営駐輪場、広場、バスベイなどを整備予定で、27年度の着工と33年度の全体竣工を目指す。
 レジャー分野では、25年3月に練習場「広電ゴルフ」(東区)をリニューアルし、グリーンバーズ・ゴルフ倶楽部(三原市)とともに、より便利で快適な環境を提供している。

「人財」が重要な経営基盤

 安全安心な公共交通を維持し、中期経営計画を実現するためにも、「人財」を重要な経営基盤と位置付ける。多様な人財の獲得・定着と、人財育成、エンゲージメント向上等に継続的に取り組むとともに、グループ全体でのダイナミックな人財活用を推進することで、一人ひとりの活躍促進と生産性向上を両立し、パーパスの実現につなげていく。



会社概要

広島電鉄株式会社
本  社:広島市中区東千田町2-9-29
設  立:1942年4月
資 本 金:23億3562万円
売 上 高:374億7000万円(2026年3月期連結)
従業員数:1600人(2026年3月末現在)
事業内容:鉄・軌道、バス、不動産、流通、建設、レジャー・サービス業などをグループで手掛ける
T E L::0570-550700(ひろでんコールセンター)
U R L:https://www.hiroden.co.jp/
※2026年9月当時の情報です。