公共交通で移動しやすい街づくりに貢献
誰もが働きやすい職場環境を推進

広島電鉄株式会社

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 広電は広島市と西日本旅客鉄道(株)の3者で連携し、広島市が事業主体となる「広島駅南口広場の再整備等に係る基本方針」に基づき、新規路線である広島駅前大橋ルートおよび循環ルートを2025年春の供用開始に向けて計画を進めている。
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 19年3月に、新型の超低床電車「グリーンムーバーAPEX(5200形)」2編成を広島駅~広電宮島口駅の直通路線に導入し運行開始した。スピードと広島のアクティブさを造形テーマとしたデザインに一新し、機能面でも座席数の増大やフルカラー液晶ディスプレイ(LCD)の案内表示器を設置し、次の駅や運賃の案内を日本語の他に英語、中国語、韓国語で表示するなど、多くの乗客に情報提供できるようになった。
 18年5月から超低床電車「グリーンムーバーLEX(1000形)」限定で、ICカードを一人で利用する場合に、これまでの運転台扉に加えて乗務員がいない入口扉から降りられる「全扉降車」方式を始めた。電車車内での降車時の移動距離を短縮させ、スムーズに降車できる。同年3月には広電本社前電停に冷暖房を完備した待合室を設置する改良を行い、供用開始。今後の構想として、同電停の軌道敷内にバスを乗り入れ、同一ホームで路面電車とバスを乗り継ぎできる交通結節点とする取り組みも検討する。
 バス事業では相次ぎ路線を新設。18年5月、広島市都心循環バス「エキまちループ」の運行をスタート。一部の時間帯を除き毎日10分間隔で運行し、広島駅から八丁堀をノンストップの5分、本通りまでは10分で結び、平和大通りへのアクセスを向上させた。また18年3月、一部路線限定で乗継利用した場合に直通利用した時と同じ運賃で利用できる「直通乗継割引」や、同年5月、他のバス事業者の定期券を相互に利用可能とする「共通定期」を新設。その他、引き続き、ノンステップのハイブリッドバス等への代替で低公害化やバリアフリー化も促進し、利便性の確保に向けた施策を実施することで、公共交通が利用しやすい環境を整えていく。

広島の街づくりに貢献 誰もが働きやすい職場環境も推進

 不動産開発などを通じて広島の街づくりにも力を入れる。17年11月には複合オフィスビル「スタートラム広島」が八丁堀に完成。「西風新都グリーンフォートそらの」は商業用地、業務用地の販売、引き渡しを完了し、18年4月には団地内にイオンモール(株)が「ジ アウトレット広島」を開業し、新たなにぎわいが生まれた。引き続き16年1月から開始した住宅用地の分譲を進めていくとともに、イオンモール広島府中に隣接する分譲マンション「ザ・府中レジデンス」の開発事業や広島大学跡地の活用策「hitoto広島」を推進し、活力ある街づくりに尽力していく。また、広島県と廿日市市が事業主体である宮島口整備事業なども関係機関と協力しながら推進している。
 人口減少や情報通信技術の急速な進歩などに伴い、経営環境が大きく変化する中、将来の広電を担う人材を確保・育成していくため、誰もが働きやすい職場づくりを進めている。17年には短時間正社員制度を導入し、シニア社員の雇用上限年齢を4年延長し70歳とした。18年には「ひろでんまめっこ保育園」を開園。現在は、仕事と介護を両立できる施策を検討している。

会社概要

広島電鉄株式会社
本 社:広島市中区東千田町2-9-29
設 立:1942年4月
資本金:23億3562万円
売上高:365億4585万円(2019年3月期連結)
従業員数:1777人(2019年3月末現在)
事業内容:鉄・軌道、バス、不動産、流通、建設、
     レジャー・サービス業など
T E L:082-242-3521
U R L:http://www.hiroden.co.jp/

※2019年8月当時の情報です。