広島市内のコワーキングスペース事情
をチェック!

広島で働くメリット22

 低コストで仕事場を確保できると、起業家やフリーランサーたちの間で注目を集めるコワーキングスペース。広島市内にもその数を増やしつつあることをご存知でしょうか? 広島で新たな働き方を探したい方は、どんな施設があるのかチェックしてみましょう。

コワーキングスペースの魅力とは?

広島市内のコワーキングスペース事情をチェック!

 コワーキングスペースとは、異なる業種の人たちが集まり、それぞれ個人が独立した仕事をする共有オフィスのことを指します。起業家やフリーランスといった、組織に属さない人たちの新たな仕事場として、日本でも2010年頃より注目を集めてきました。
 コワーキングスペースの特徴のひとつが、利用者同士の交流に重点をおいているところです。仕切りのないオープンな作りのオフィスでは雑談もしやすく、意見や情報を交換して刺激を得たり、新たなビジネスチャンスを探したりといったことも期待できます。定期的にイベントを開催しているコワーキングスペースもあり、人とのつながりを求めて参加する利用者も多いようです。
 また、オフィスをレンタルするよりも低コストで仕事場を確保できることも魅力的です。利用料は月単位、日単位と施設によりさまざま。机や椅子、プリンター、無線LANといった設備も整っており、事務設備を用意する必要もありません。
 働き方の変化に伴って需要が高まりつつあるコワーキングスペース。広島市内にも、個性のあるコワーキングスペースが点在しています。

市内中心部のビジネス街にはコワーキングスペースが充実

 広島市の中心街、紙屋町近辺は、コワーキングスペースが充実しています。
 「Shake Hands(シェイクハンズ)」は、仕事以外にも読書や自習、イベントの準備など、さまざまな用途で利用できるコワーキングスペースです。オフィス内にはカウンター席とデスク席が設けられ、集中して作業したい方も、ミーティングなどで意見を交わしたい方も思い思いに利用できます。本棚に並ぶたくさんの専門誌や雑誌は無料で借りることもできるので、気になる本を探してみるのもよいでしょう。バータイムには有料のビールも用意されているのだとか。好きなドリンクでリフレッシュすれば、仕事もより捗りそうです。
 ひろしま国際ホテル14階にオープンしたコワーキングスペース、「空庭」は、その眺望も魅力的です。円形のオフィスは360度窓に囲まれており、広島の市街地を一望できます。開放的な景色を眺めれば、新しいアイデアが湧いてくるかもしれませんね。1時間300円〜と、ちょっとした空き時間に気軽に利用できるのもポイントです。

24時間営業のコワーキングスペースも

 仕事のペースは人によってさまざま。深夜に集中して仕事を進めたい方もいれば、朝早くの方が働きやすいという方もいるでしょう。24時間営業しているコワーキングスペースなら、自分のライフスタイルに合わせて利用することができます。
 「co-ba(コーバ)」は、全国展開しているコワーキングスペースです。紙屋町に位置する「co-ba hiroshima」は24時間開いているので、時間を気にせずに訪れることができます。定期的にイベントを開催しているのも施設の特徴です。会員限定の交流会や少人数でのバーイベント、朝のヨガ体験など、その種類もさまざま。新たな出会いを通して自身を磨きたいという方にも人気のようです。
 横川駅近くにオフィスを構える「SO@R(ソアラ)」も、24時間営業しています。施設内にはデスクやミーティングルームのほか、セミナールームや応接室、入居者エリアといったブースも充実。利用するなかで、自分に合った働き方を追求することができそうです。同好会などを通し、心強い仲間をつくることもできますよ。

コワーキングスペースで新しい働き方を見つけよう

 ネット環境の発達により、オフィス外にいても問題なく仕事ができるようになってきました。
 広島への移住をきっかけに起業を考えている方やフリーランスでの仕事を続けたいという方にとって、コワーキングスペースは強い味方となります。それぞれの特色を見極めて、自分にぴったりのコワーキングスペースを探してみてくださいね。