お好み焼きだけじゃない!
広島の隠れたおすすめグルメ
広島で働くメリット6
広島名物といえば、お好み焼きや牡蠣を思い浮かべる人も多いはず。しかし、広島にはまだまだ食べるべきご当地グルメがたくさんあるんです!広島に引っ越してきて7年、筆者が出会った地元に愛される逸品をご紹介いたします。
広島のご当地麺といえば…ピリ辛の「つけ麺」!
尾道ラーメンや呉の細うどんなど、多くのご当地麺が存在する広島。その中でも広島グルメを語る上で「広島つけ麺」は外せません。昭和60年ごろ広島市内の中華料理店で誕生したつけ麺は、今や県内外の人に愛される名物ご当地麺に成長しました。チェーン店も数多く営業しており、地元に根付いたグルメであることを感じさせます。
トッピングはチャーシューやネギ、卵など、お店によりさまざま。氷水でキリッと締めたコシのある中華麺を、ごまや魚介だしたっぷりのつけだれに絡めていただきます。つけだれには唐辛子やラー油もブレンドし、ピリ辛に仕上げているのも特徴的。自分好みに辛さを調節できるのもうれしいポイントです(筆者は辛いのが苦手なのでいつもノーマルを注文します)。濃厚なのにくどくなく、いくらでも食べられてしまいそうな美味しさです。辛いのが好きな方は、激辛などに挑戦してみてもいいですね。
お酒にも合う!居酒屋の名物料理「ウニホーレン」
ウニホーレンとは、その名の通りウニとほうれん草を合わせた居酒屋グルメです。TVで取り上げられたこともあるので、聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?
県外出身の筆者にとってもなじみのない料理でしたが、どうやら広島の鉄板焼き屋さんではポピュラーなメニューのよう。バターでソテーしたほうれん草にウニがたっぷりとのった、なんとも贅沢な一品です。一口食べると、濃厚なウニの旨味と磯の香り、バターの風味が口いっぱいに広がります。ほうれん草の独特の苦味との相性も絶妙! ついついお酒が進んでしまいそうですね。バゲットにのせてワイン片手におしゃれにいただくのもおすすめ。
お店によっては、ほうれん草の代わりにクレソンを使用した、ウニクレソンを提供しているところもあるのだとか。鉄板焼きの街・広島ならではのごちそうグルメ、お酒好きの方は要チェックです。
おむすびがこんなに美味しいなんて…むすびのむさし
広島に来て筆者が一番ハマったのが、「むすびのむさし」のおむすびです。県内で10店舗を営業する「むすびのむさし」はその名の通りおむすびとうどんをメインにしたお店。しかし、ただのおむすびと思うことなかれ!こちらの看板メニュー「俵むすび」は、累計1億2000万個以上売り上げた広島人のソウルフードなんです。
絶妙な塩加減のおむすびは、噛むほどにお米本来の味が堪能できます。ごはんつぶが潰れることなくふわっと丁寧に握られており、このおむすびの握り方をマスターするのに2年以上かかるというのも納得です。唐揚げとセットになった若鶏むすびや、具沢山がうれしい山賊むすびもおすすめ。マツダスタジアム内にも店舗があるので、野球観戦のお供にお弁当メニューをいただくのもおすすめですよ。
なんだか懐かしい気持ちになれる広島のおふくろの味、むさしのおむすびをぜひ味わってみてくださいね。
40年間変わらない味、長崎堂のバターケーキ
広島スイーツとしておすすめしたいのが、長崎堂のバターケーキです。しっとりとした舌触りとバターの風味が楽しめるこちらのケーキは、素朴なのに上品な味わいが大人から子どもまで幅広い世代に人気。材料も作り方も40年間変わることなく、長年広島市民に愛されてきたことがうかがえます。
コーヒーやお茶と一緒にいただいてもいいのですが、お店がおすすめしているように、牛乳との相性は抜群!バターケーキのやさしい甘さとさっぱりした牛乳がとてもよく合うんです。もう一口、もう一口と食べているうちに、ついついホール半分を食べていた、なんてことも。
サイズは直径18cmの小と、21cmの中の2種類を販売しています。特に小サイズは午前中で売り切れることもあるのだとか。お土産や贈り物にはもちろん、自分へのちょっとしたご褒美にもおすすめな、広島のご当地スイーツです。
お気に入りの広島グルメを探してみて!
広島の魅力的なご当地グルメはまだまだたくさんあります。そんな隠れた名物を探してみるのも、広島での生活の楽しみのひとつになりそうです。広島県民もまだ知らない絶品グルメを、ぜひ発掘してみてくださいね。